【プロ目線で解説】車の買取方法のおすすめは?高く売るコツや流れもプロが解説!

「車を少しでも高く売りたい。どんな買取方法がいい?」「どうやったら高く売れる?」と思っている方必見の記事です。

車の売却方法には3つの方法があり、適当に売却方法を選ぶと予想以上に金額が下回る場合があります。また、査定額を高めるコツを知らずにいると、買取前の車両状態で本来の価値より低い査定額になってしまう可能性もあります。

本記事では、自分に合うおすすめの車の買取方法をご紹介します。高く売るコツや買取の流れも解説するので、ぜひ参考にしてください。

目次

車の買取方法は3つ!おすすめはどれ?

車の買取の方法としては買取専門業者へ依頼」「ディーラーの下取り」「委託販売」の3つがあります。方法を検討する際は、特徴やメリット・デメリットを把握したうえで、買取方法を選ぶことが大切です。

委託販売を依頼する

委託販売とは、自分の代わりに業者や専門店が車を販売してくれる方法です。販売価格の設定や買い手とのやり取り、配送などの手続きもすべて代行します。そのため、手間をかけずに車を売却したい方におすすめの方法です。

オークションとの違いは、価格が入札形式で変動するかどうかにあります。オークションは入札形式となっているのに対し、委託販売ではあらかじめ価格を決めて売り出します。

また、個人売買との違いは、安全性とサポート体制です。個人売買はトラブルになることもありますが、委託販売では業者が間に入るため安心です。特に、高額な取引きになる車や専門知識が必要なものは、委託販売を選ぶとスムーズに進められます。

メリットデメリット
・車を買い取ってもらうよりも高く売れる可能性がある
・買い手を代わりに探してくれる
・代わりに書類手続き
・商談をしてくれる
・必ず売れるとは限らない
・値下げを要望されることがある
・委託販売の認知度がそれほど高くない

買取専門の店舗や業者に依頼する

買取専門の店舗や業者とは、中古品を査定し、提示された金額で直接買い取ってくれるサービスです。

車の買取専門店や業者は、売却までのスピードと安心感を兼ね備えているのが特徴です。30分程度で現車査定が完了し、その場で査定額に納得すればすぐに現金化できます。よって、委託販売のように買い手が見つかるのを待つ必要はありません。

また、委託販売の同様に、車の買取に必要な書類や名義変更なども業者がサポートしてくれます。

ただし、業者側が再販の手間やリスクを考慮して査定額を決めるため、市場価格より低くなる場合もあります。少しでも高く売りたい場合は、複数の業者に査定を依頼して比較するのがコツです。

メリットデメリット
・売却金が手元に入る
・一時抹消などの手続きを代行してもらえる
・高額査定が期待できる場合がある
・新車を買わずとも売却できる
・出張査定がある
・業者探しの手間
・時間がかかる
・業者によって得意なメーカー・車種がある
・店舗によって査定額が異なる
・車がなくなるため帰りの交通手段の検討が必要

ディーラーに下取りを依頼する

ディーラーの下取りとは、新しい車を購入するタイミングで、今乗っている車を引き取ってもらう方法です。買取とは違い、下取りに出した車の売却金は、基本的に新車購入費用に充てられます。買い替えの流れの中でスムーズに手続きが進むため、車の乗り換えを一度に済ませたい方におすすめです。また、買い替え先のディーラーがすべて対応してくれるため、書類の準備や納車日の調整も一括で行えます。

ただし、ディーラーの下取り額は買取専門業者よりも低くなる傾向です。販売が本業のため、中古車の再販価格や相場に対して細かな査定がされにくいためです。高く売りたい場合は、あらかじめ他の買取業者の買取価格を見積もっておき、比較してから決めましょう。

メリットデメリット
・手続きの手間を省ける
・新車購入代金が売却金に応じて安くなる
・新しい車に乗って帰れる
・委託販売や買取と比べて安価になりやすい
・手元に売却金が入らない

車をできるだけ高く売りたい!できることとは?

「大切に乗ってきた愛車を、できるかぎり高く売りたい」と思う方は少なくありません。買取額をアップさせるためにはいくつかのコツがありますが、大きく分けると「交渉を有利にするためのコツ」「査定のポイントをアップさせるコツ」の2つにまとめられます。

ここでは、細かくポイントがわかるよう、一つずつに分けて解説します。

買取額の相場を把握しておく

買取額の相場をあらかじめ把握しておくと、査定額の交渉で有利になります。相場を知っておくことで適正な価格かどうか見極められるようになるためです。

車の買取価格は常に変動していて、定価がありません。加えて、店舗や業者によって査定額にもばらつきがあり、相場よりも高い場合もあれば低い場合もあります。納得できる価格を提示してくれる業者を選ぶための判断材料として買取額の相場を把握しておきましょう。

相場を調べる方法は以下があります。

  • 買取専門店の過去実績をチェックする
  • 中古車の販売価格から逆算する
  • 下取りシミュレーションサイトを活用する

複数の方法を組み合わせて確認すれば、より正確な金額を把握できます。

委託販売を選ぶ

委託販売は、希望額で車を売りたい方に最もおすすめの方法です。希望する価格、またはそれに近い金額で売却できる可能性が高いためです。一般的な買取や下取りは業者側の利益を考慮して価格が抑えられる傾向ですが、委託販売では買い手がつけば希望価格で売却が成立します。

特に、希少車やこだわりのあるカスタム車などは、相場に関係なく価値を感じてくれる人に出会えるチャンスもあります。売れるまでに時間がかかる場合もありますが、金額を重視するならじっくり待つ価値はあるでしょう。

タイミングを見極める

売却のタイミングを見極めることで、買取額がアップする可能性があります。中古車は季節や需要によって価格が変動し、需要が高まる時期があるためです。おすすめのタイミングは以下です。

おすすめのタイミングとは?

これらの時期は買い替えや初めての車購入を考える方が多く、中古車市場が活発になります。反対に、需要の少ないオフシーズンでは、買取価格が低くなりがちです。

無理に修理せずそのまま査定する

手元に残るお金を考えると、車にキズやへこみがあっても、無理に修理せずそのまま査定に出しましょう。自分で直してから査定を受けると、修理費用がかさみ、結果的に手元に残るお金が少なくなる可能性があるためです。

プロに任せる修理も、必ずしもプラスになるとは限りません。業者によっては、修理前と後で査定額がほとんど変わらないケースもあります。特に、板金や塗装などは高額になりやすいため、利益がほとんどなくなる可能性があります。

車検に通さずそのまま査定する

車検切れもしくは期限が近い車両であっても、車検に通さず査定してもらいます。車検を通すと、その分手元に残る金額が少なくなる可能性があるためです。

車検にかかる費用は、法定点検料や自動車重量税、検査手数料などがあります。修理が必要となれば、その分の費用もかさみ、ディーラー車検であれば数十万円することも少なくありません。

なお、査定は車検切れの車でも可能です。ただし、公道を自走できないため、運搬方法を考える必要があります。多くの業者は出張査定を行っており、引き取りまで対応してもらえます。

車内と外装を綺麗にしておく

車内と外装をきれいにしておくと、査定額が上がりやすくなります。清潔な車は買い手の印象が良く早く売れやすいため、業者にとっても需要があります。

車内の掃除では、シートの汚れや臭いを取り除きます。スチームクリーナーや重曹水を使うと、消臭しながら汚れも落とせるため効果的です。フロアマットは掃除機やたたき払いでゴミを除去し、中性洗剤で洗って乾かしましょう。ペットの毛汚れには粘着クリーナーや掃除機が便利です。

外装は洗車で汚れを落とし、タイヤやホイールも洗浄します。高圧洗浄機の使用が効果的ですが、なければ洗剤とスポンジで手洗いしても構いません。査定では下回りもチェックされるため、綺麗にしておくと全体の印象が良くなり、査定員からの評価が高まります。

純正パーツやメンテナンスノートなども査定に出す

カスタムしている車両は、純正パーツも査定に出しましょう。オーナーの趣味や好みが強く反映されたカスタムカーは、買い手が見つかりにくく、査定額がマイナスになるケースもあります。。

そのため、純正パーツを査定に含めると、買い手の選択肢が広がるため査定額が下がりにくい傾向です。また、純正パーツ分の査定額が加算されるため、全体の買取価格アップにつながります。

さらに、メンテナンスノートや取扱説明書、電装品の取扱説明書も一緒に査定に出すことで、車の管理状況が良好と判断されるためプラス材料になります。

一般的な車の委託販売の流れとは?

車の委託販売は、業者に販売を任せて買い手を探す方法です。自分で手続きを行う必要がなく、面倒な交渉や書類の準備も代行してもらえます。委託販売は、以下の4つのステップで進みます。

  1. 申し込み
  2. 準備・業者との契約
  3. 購入希望者との商談
  4. 契約の締結

では、一つずつ解説します。

STEP
申し込み

申し込みは、販売を依頼したい業者や店舗に連絡を取ることから始まります。申し込み方法は各業者によって異なり、電話やウェブフォーム、直接来店などがあります。

次に、希望販売価格や車の状態を伝えて手続きを進めます。この際に、必要な書類や手続きの説明を業者側から説明があります。初めての場合は不明点も多いかもしれませんが、業者側が案内してくれるため安心です。

STEP
準備・業者との契約

申し込み後は、業者の案内にしたがって売却に必要な書類を準備します。一般的に、車検証や自動車税納税証明書、リサイクル券は必ず求められます。

条件や業者の態度などに問題がなく、信頼できると思えれば委託販売の契約書を作成します。必要な書類は業者が用意しているため、記入や押印をして完了です。

契約後、買い手探しは業者が代行し、専門のスタッフが車の写真撮影や宣伝活動を行います。自分で行うことは基本的にありません。

STEP
購入希望者との商談

購入希望者から問い合わせがあれば、業者が中心となって商談を進めます。価格交渉や条件のすり合わせは業者が代行し、売主には結果が随時報告されます。

値下げ交渉や特別な条件があれば、業者から連絡が入ります。売主が直接交渉する必要はほとんどなく、専門家のサポートで話を進めます。

STEP
契約の締結

商談がまとまれば、契約を締結します。契約手続きも業者が仲介し、書類作成や名義変更の案内を行います。

合意が成立しなければ契約は行われず、再び買い手探しのフェーズに戻ります。

一般的な車の買取の流れ

車を売るときは、まず査定の申し込みから契約まで一連の流れを知ることが大切です。初めての方でもスムーズに進められるよう、手続きの流れと必要な書類を理解しておきましょう。流れは以下のとおりです。

  1. 査定の申し込み
  2. 書類の準備
  3. 査定
  4. 契約の締結

では、一つずつ解説します。

STEP
査定の申し込み

車の買取査定を依頼するには、Webや電話を利用できます。

近年は複数の業者にまとめて査定依頼ができる一括査定サービスが人気です。Webフォームに車の情報を入力すると、複数の買取業者から査定価格の提案を受けられます。電話申し込みの場合は直接オペレーターとやりとりします。

一括査定サービスを利用しない場合は、直接業者や店舗に電話をかけて申し込むか、Web申込をします。

STEP
書類の準備

査定に必要な書類は以下のとおりです。

  • 自動車検査証(車検証)
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車リサイクル券
  • 自動車納税証明書
  • 戸籍謄本
  • 実印・印鑑登録証明書(軽自動車は不要)
  • 住民票・戸籍の附票(軽自動車は不要)

これらの書類は名義変更や契約に必要です。軽自動車は一部書類が不要ですが、普通車はすべてをそろえる必要があります。

車検証は、自賠責保険証明書やリサイクル券と一緒に、一般的に車のダッシュボードに保管されています。

自動車納税証明書は、細い短冊型の小さな用紙です。直近で支払ったものに限られ、押印されているものでなければ使用できません。

戸籍謄本は、市役所や区役所、簡易窓口にて発行可能です。

実印や印鑑登録証明書、住民票や戸籍の附票は、普通自動車を買取する方のみです。実印は印鑑登録されている印鑑ですので、役所で登録がまだの方は登録を済ませておく必要があります。

STEP
査定

査定は車の外観や内装の状態、走行距離、年式、修理歴などを詳しく確認します。査定時間は車種や業者によって異なりますが、30分程度が一般的です。

査定員は専門知識を持ち、車の価値を適正に判断します。修復歴や水没歴なども車の状態から読み取ります。

査定結果はその場で説明されるため、気になる点は質問、金額に納得がいかなければ交渉をしましょう。

STEP
契約の締結

査定額に納得したら売却を決定し、売買契約を結びます。契約書には車両情報や売却価格、引き渡し日などが記載されます。

契約後は名義変更などの手続きも業者が代行します。契約に不安があれば、じっくり確認して納得してから進めましょう。

金額交渉も、一般的にこの段階で行います。契約完了後は車の引き渡しを行い、売却手続きが完了します。

車の買取でよくある質問

ローンが残っている車も買取できる?

基本的に査定の申し込みはできますが、買取契約時はローンを完済させる必要があります。返済方法としては、一括返済、ローンの組み替えで対応します。

なお、車両の所有名義がディーラーである場合は、買取できません。所有名義を自分に変更する手続きを行ってから査定を申し込みましょう。

車を売ったら確定申告は必要?

車の使用目的によって対応が異なります。通勤用やレジャーを目的とした車両であれば、確定申告は不要です。一方、趣味や事業用を目的とした車両は、確定申告をする必要があります。

修復歴と修理歴の違いは?

修復歴は、車の骨格部分を修理した場合に該当します。買取をしてもらう際に、申告する必要があります。修理歴は、フロントガラスやバンパーなど、骨格以外の部分の修理です。

愛車の委託販売なら「URBAN GARAGE(アーバンガレージ)」 !

URBAN GARAGEは独自の委託販売システムで、車を希望価格に近い額で売却しやすいのが特徴です。明瞭な料金体系と丁寧なサポートにより、売却の流れがわかりやすく安心して任せられます。

URBAN GARAGEは他にない独自システムで買い手を探します。手続きや交渉はすべて代行し、売主が手間をかけずに売却できる仕組みです。

料金は明確に設定されており、途中で不透明な費用が発生しません。売却の流れが丁寧に説明され、初めてでも安心して依頼できます。

【店舗情報】

  • 住所:東京都八王子市横山町9-8
  • 電話番号:042-649-6393
  • アクセス:JR八王子駅から徒歩約10分
  • 営業時間:10:00〜20:00

「愛車の価値をわかってくれる人に購入してほしい」「できるかぎり高く売りたい」そんな方は、ぜひURBAN GARAGEの委託販売をご検討ください。

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この記事の著者情報

八王子のくるま屋さん “URBAN GARAGE”では、オーナー様のカーライフをより充実させるために、情熱を持ってサポートいたします。車の販売からメンテナンス、カスタマイズまで、経験豊富な専門スタッフが心を込めて対応。お客様の夢や希望を実現するために、最適なサービスを提供します。毎日のドライブが特別な瞬間になるように、私たちは全力でお手伝いしています。ぜひあなたの愛車のご相談もお聞かせください!

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