車の暖房が効かないときのチェック項目や修理費用の目安を徹底解説!また八王子のエアコン修理はURBAN GAREGEへ!

これから本格的な冬の季節に突入し、車を運転する際に利用する機会が増えてくるのが「暖房」です。しかし、暖房をつけても「温かい風がでてこない」や「風量が弱い」などトラブルに見舞われることもあります。

そこでこの記事では、暖房が効かないときのチェック項目や修理費用の目安を解説していきます。また、急な暖房のトラブルでお困りの際は、数多くの実績がある「URBAN GARAGE」にお任せください。

目次

暖房が効かないときの応急処置

暖房が効かないときの応急処置

冬場でのドライブに必要不可欠になってくるのが「暖房」です。

とくに冬場では環境によって氷点下以下になることもあるので、暖房が効かないことは、低体温症などのトラブルや事故の発生率が高まるなど、さまざまなリスクに直面します。

そのため、応急処置として効果的なのが暖房グッズで、以下のものを効果的に活用していきましょう。

簡易グッズを利用する

簡易グッズには、低予算のものから高価なものまで多数ありますが、比較的安価なものに断熱機能をもつサンシェードや車用カーテン があります。

これらのグッズを用いることで外からの冷気をブロックし、車内温度が下がるのを防いでくれるでしょう。

ほかにはシガーソケットから給電できるファンヒーターや電気ブランケットがあります。車中泊で使用できるほどの低消費電力なのでバッテリーの負担も少なく安全です。

冬物衣類でカバーする

もうひとつは衣類でカバーするシンプルなものです。とくに手首、足首、首などを防寒できるアイテムは効果が高いので、手袋やネックウォーマーなどで運転に支障がないものを選ぶと安心といえます。

ただし、厚着や長いマフラーは運転に支障が出るので、選定には注意が必要です。

参考までに登山用のアイテムは動きやすいだけでなく、防寒性や保温性のほか、吸湿発散性にも優れているのでおすすめです。

車の暖房の効きが悪いときに確認すること

車の装備のなかでも空調設備は多くの工程で供給されているので、トラブルの原因は多岐にわたります。

まずはトラブルの原因が何処にあるかを確認することから始めましょう。ちなみに暖房はエンジンの熱を利用して温風を作り出しているので、エアコン(A/C)を作動させる必要はありません。

送風口から風が出てくるか

暖房の効きにおいてもっとも確認しやすいのが、送風関係のトラブルです。

暖房をいれて送風口から風が出ていない場合や適切な風量が出てこない場合は、ブロアモーター(ヒーターファン)の故障が疑われます。

ほかにもヒーター作動時に異音がする場合は、ブロアモーターを疑った方がいいでしょう。

また、最大風量のみ作動しない場合や一定の風量だけ作動しない場合も、ブロアモーターの故障の確率が高いです。

エアコンフィルターの汚れ具合

送風口からの風量が弱い場合は、エアコンフィルターの目詰まりの可能性もあります。

多くの風量を得るには、その分空気の吸入量が必要になりますが、エアコンフィルターが目詰まりしていると効果を発揮できません。

フィルターは外気からのホコリや花粉を車内に混入するのを防いでくれる役割を果たしますが、使用期間によって目詰まりしやすくなります。

とくに近年の車は集塵能力が高い分、定期的なチェックや交換は必要不可欠です。

冷却水が漏れていないか

また温風が出てこない場合は冷却水周りのトラブルも考えられます。とくに異臭がする場合や水温の上昇が激しいときは、冷却水漏れの可能性が高いといえるでしょう。

本来、冷却水は減ることがほとんどないため、減っている場合は漏れを疑ったほうがいいでしょう。

まずは冷却水が漏れている場所を特定する必要がありますが、多いのがラジエーターホースやヒーターホースの劣化によるもので、レジエーター自身が破損している場合もあります。

ほかにもウォーターポンプの故障やヘッドガスケットの損傷からの漏れもありますが、専門知識のない人が特定するのは困難です。

暖房の循環モードの確認

また意外と確認し忘れがちなのが、循環モードの設定ミスです。とくに外気循環モードは車外から冷たい風が入り込みやすいので、暖房効果が弱まります。

暖房効果を高めたいなら内気循環モードにすることで、暖房の効きを最大限に引き出せるでしょう。

車の暖房が効かない場合の修理費用の目安

暖房が効かない場合にかかる修理費用の目安は、故障部位によってさまざまです。車種によってかかる費用が異なりますが、修理費用の目安を解説します。

冷却水周りの交換費用の目安

冷却水周りのトラブルはトラブルの範囲も広く、修理費用も場所によって大きく異なります。

さらに冷却水の漏れは、暖房の効き以外にも車の動作に支障をきたす可能性が高く、最悪オーバーヒートになることも。

冷却水の容量はボンネットを開ければ確認ができるので、減りが激しいようなら、速やかに点検・修理に出しましょう。

ウォータポンプ

ウォーターポンプはエンジンブロックに流れる冷却水を循環させる重要な部品です。

そのため、ウォーターポンプが破損している場合は、速やかな交換が必要です。

ウォーターポンプはタイミングベルトと同時に交換されることが多いので、大体10万kmの走行を目安に交換されることが多いでしょう。

交換費用の目安は30,000円程度です。

サーモスタット

サーモスタットは冷却水を適温に保つ装置で、オーバーヒート防止には欠かせない役割です。

冷却水の温度が上昇した場合には、バルブを開いてラジエーター内に循環させることで水温を下げ、冷却水の温度が下がるとバルブを閉じて再び水温上げる仕組みです。

このサーモスタットが故障すると水温の調整が上手く働かないため、ヒーターの温度調整が正常に作動しなくなります。

交換目安は10年もしくは10万kmで、費用は約2,000円から3,000円のほか、冷却水の交換費用が別途必要です。

ラジエーター

ラジエーターは、エンジン内を通って高温になった冷却水をファンや走行風にあてて温度を下げる装置です、

ラジエーター本体は丈夫な作りなので故障することは稀ですが、冷却水の劣化やラジエーターキャップの劣化により故障が発生することがあります。

ラジエーター自体の寿命はおよそ8年から12年ほどで、交換費用は30,000円から40,000円程度になります。

ラジエーターホース

ラジエーターホースは、エンジンとラジエーター、もしくはラジエーターとリザーバータンクを連結するホースを指します。

高温にさらされやすいエンジンルームにあることと、温度の高くなった冷却水を届ける部品のため酷使されやすく、経年劣化が激しい部品といえるでしょう。

交換費用の目安は10,000円から30,000円程です。

ラジエーターファン

ラジエーター周りのトラブルはラジエーターに風を送る、ラジエーターファンの故障も考えられます。

ラジエーターファンの故障は、ヒューズが切れることもあればモーターそのものの故障で動かなくなることもあります。

モーター交換の際に掛かる費用の目安は15,000円前後です。

ヒーターホース

ヒーターホースは冷却水の熱を利用して温風を作り出す装置のヒーターコアに冷却水を送るホースです。

ゴム製のため経年劣化で破損する可能性もありますが、知識のない人には場所の特定が難しいため、整備工場などで定期点検でチェックするようにしましょう。

ヒーターホースの交換費用の目安は30,000円程度です。

冷却水

冷却水は基本的に減ることがないためメンテナンスフリーですが、防錆剤や消泡剤などの添加物が経年劣化で効果が薄くなるので、交換が必要です。

とくに防錆剤の劣化はラジエーター内のサビを誘発させ、冷却水の詰まりや漏れの原因になるため定期的な点検をおこなうようにしましょう。

交換目安は2年から3年が推奨されており、費用は6,000円程度です。

ファン周りの交換費用の目安

暖房の送風の要となるのがブロアファンで、吸入から送風までおこなうシロッコファンの形状になっています。

暖房はオン、オフや風量調節など動作が激しいため、ブロアファンの動力源であるブロアファンモーターが故障することが一定数あります。

交換目安はモーターの稼働時間で変わってきますが約10年で、交換費用は20,000円から40,000円ぐらいです。

センサー周りの交換費用の目安

近年のエアコンはフルオートエアコンやオートエアコンがほとんどで、数多くのセンサーが使用されています。

温度調整のセンサーには、内気温や外気温を感知する「温度センサー」や日差しの状態を確認する「日射センサー」があります。

これらのセンサーが正しくされていることで、適正な温度や風量を計算して送風しているため、センサーに故障が発生すると当然、正しく送風されません。

交換費用の目安は温度センサーの場合は5,000円から10,000円程度で、日射センサーは10,000円前後です。

温度調整周りの交換費用の目安

暖房の温度調整にはダイヤル、レバー式などがありますが、近年の車で多いのが液晶パネルで制御するコントロールパネル式です。

このコントロールパネルのユニットに不具合が生じると、表示や温度調整が上手くいかずアッセンブリーの交換が必要になってきます。

交換費用の目安は50,000円から60,000円程度必要になります。なお、レバー式やダイヤル式の場合は、内部のワイヤーが切れることで制御ができなくなることがあり、ワイヤー交換費用は2,000円から6,000円程です。

フィルター周りの交換費用の目安

暖房の風量が弱い場合に予想されるのが、エアコンフィルターの目詰まりです。

目詰まりになると効きの低下だけでなく、エンジンの負荷が高まって燃費の悪化にもつながります。

水洗いが可能なタイプもありますが、内部にカビやホコリが残る可能性があるので交換が望ましいです。

交換の目安は1年もしくは10,000kmで、費用は2,000円から5,000円程度です。

電装系周りの交換費用の目安

暖房が全く送風されない場合は、リレーやヒューズの不具合も考えられます。

リレーやヒューズはどちらも電力を電装品に伝える役割で、トラブルがあれば電力が供給されないため、チェックを依頼してみるといいでしょう。

交換費用の目安はリレーの場合は10000円から20000円程度で、ヒューズの場合は500円から20000円程度です。

エアコン周りのトラブルはURBAN GARAGEにお任せ 

八王子近郊で暖房のトラブルでお悩みの方は、一度URBAN GARAGEにご相談ください。URBAN GARAGEならではの特徴や強みについて紹介します。

数多くの車種のトラブルに対応した実績

URBAN GARAGEの強みは、これまで数多くの車種を取り扱ってきたことにあります。

国産車はコンパクトカーからフラッグシップモデルまで取り扱ってきたのはもちろんのこと、輸入車ではアメリカ車から欧州車まで幅広く対応してきました。

また、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーも取り扱い、さまざまなトラブルに対応しています。

ベテラン整備士が迅速に原因究明

さらに車種ごとの故障しやすい箇所も熟知しているので、暖房などの多岐にわたる故障箇所の原因究明が早いのも特徴です。もちろん必要な部品の手配も早いので、お客様の困り事をお待たせしません。

修理期間は車種や現在の整備状況で左右されますが、お気軽にお問い合わせください。

お客様に寄り添った丁寧な対応

空調関係のトラブルは数値化するのが難しいため、整備工場によって対応はさまざまです。なかには細かなチェックをおこなわず、エアコンガスの補充だけするような整備工場があるのも事実です。

URBAN GARAGEでは原因究明はもちろんのこと、明確な価格設定やアフターフォローもしっかりと対応していきます。

まとめ

冬場の暖房のトラブルは多岐に渡りますが、極力避けたいものです。

少しでも効きが悪くなったり、異音がした場合は速やかに点検を依頼したほうが重大なトラブルを避け、費用や時間を少なくすることにつながります。

なお、URBAN GARAGEでは、多くの車種のカーエアコンを修理してきた実績があるので、国産車はもちろんのことマイナーな車種まで幅広く対応しています。

また弊社では八王子に限らず、東京都内からのお客様より多数のご依頼を承っております。

LINEでの相談も無料で対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

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