オーダーメイドホイールの魅力とは？メリット・選び方を徹底解説

「市販のホイールでは物足りない！」 「もっと愛車を魅力的にしたい！」

愛車をより自分好みにするひとつの方法として挙げられるのがオーダーメイドホイールです。

オーダーメイドホイールは、好みのデザインを実現するだけでなく、車種に最適化されたサイズや素材を選ぶことで、走行性能を大幅に向上させられます。

1. オーダーメイドのホイールとは？

オーダーメイドホイールとは、車のホイールを個々のニーズや好みに合わせて特注で製作するものです。

デザインやカラー、素材などを自由に選択でき、車の外観を個性的にカスタマイズが可能です。

また、サイズやオフセットを細かく調整し、特定の走行条件に最適化されたホイールを作成することで、走行性能や安全性を向上させます。自分だけのホイールを作成して、より楽しいカーライフが体験可能になります。

2. オーダーメイドホイールのメリット

オーダーメイドホイールを選ぶことで得られるメリットは大きく3つあります。

メリット①｜カスタマイズ性
メリット②｜独自性
メリット③｜パフォーマンス向上

メリット①｜カスタマイズ性

オーダーメイドホイールの最大のメリットは、優れたカスタマイズ性にあります。

車両の特性や所有者の好みに合わせて、デザインやサイズを細部まで調整できる点が大きな魅力です。

例えば、ボディカラーと調和する独自の色調や、車両の性能を最適化するための精密なサイズ設定が可能です。

これにより、既製品以上に車の個性が際立ち、車全体の魅力が大幅に向上します。

メリット②｜独自性

オーダーメイドホイールを作成すると、自分だけの車にできるため車全体の独自性が向上します。他に類を見ないデザインを実現することで、車が真に唯一無二の存在となります。

素材、カラー、デザインなどをこだわって作成したホイールはより素敵なカーライフに繋がるでしょう。

メリット③｜パフォーマンス向上

オーダーメイドホイールの採用で、車両のパフォーマンスの向上が期待できます。軽量化技術の適用により、加速性能や燃費効率の改善やハンドリング性能が最適化され、走行安定性が大幅に向上します。

3. オーダーメイドできるホイールの種類

オーダーメイドホイールでは、主に素材とデザインを選び自分好みのホイールを作成していきます。どのような素材、デザインがオーダーメイドできるかご紹介いたします。

デザインの種類

デザインは、大きく以下の4つに分かれています。

デザイン	特徴
スポークタイプ	スポーツカーやパフォーマンスカーに多く見られるデザインで、軽量化とブレーキの冷却性能を兼ね備えています。スポークの数や形状によって、見た目だけでなく機能性も大きく変わります。
フィンタイプ	細長いリブ（フィン）が均等に配置されているデザインです。空力性能を向上させ、空気の流れを整える効果があります。高級車やスポーツカーに多く見られます。洗練された外観で、高級感を演出します。
メッシュタイプ	細かい網目状のデザインが特徴です。強度と剛性を兼ね備え、均一な荷重分布が期待できます。パフォーマンスカーに適しており、見た目もスポーティです。複雑で美しい外観を持っています。
ディッシュタイプ	ホイールの中央部分が一体となっており、穴やスポークが少ないデザインです。空力的に優れ、風洞効果を最大限に活用します。エアロダイナミクスを重視する車両やクラシックカーに適しています。シンプルでクラシックな外観を持ちます。

素材をオーダーメイド

ホイールの素材は、大きく3つに分かれています。

①アルミニウム合金
②マグネシウム合金
③カーボンファイバー

ひとつずつ、どのような特徴があるかをご紹介いたします。

素材	特徴
アルミニウム合金	最も一般的な材質で、軽量性と剛性のバランスが良好です。様々な製法（鍛造、旋削加工など）で製作可能で、コストパフォーマンスに優れています。
マグネシウム合金	アルミニウムよりもさらに軽量で、高い剛性を持ちます。レーシングカーなど、軽量化を求める場合に選ばれます。ただし、耐食性に注意が必要です。
カーボンファイバー	最先端の素材で、驚異的な軽さと高い剛性を兼ね備えています。見た目のインパクトも強く、特別感を演出できます。ただし、コストは最も高くなります。

以上の素材を適切に選択することによって、車の走行性に非常に効果が現れます。

カーボンファイバーの取扱店は少ない

カーボンファイバーを用いたオーダーメイドホイールは、自動車業界の最先端技術です。

2018年のポルシェによる導入以来、優位性が注目されていますが、高度な技術要求からカーボンファイバーの取扱店は限られています。

弊社「URBAN GARAGE」では、海外でカーボンファイバーの製造を経験し、日本でも導入しました。業界でもいち早く取り入れたため多数の製造実績もありますので、安心してご依頼ください。

弊社で制作したカーボンファイバーホイールのご紹介

スポークをカーボンにしたタイプ	エアロディスクをカーボンにしたタイプ

カーボンファイバーのホイールは、高価ではありますが、軽量性と高剛性は愛車の性能を大きく向上させ、より魅力的なデザインに仕上げてくれます。

4. オーダーメイドホイールの選び方

オーダーメイドホイールを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。失敗しない選び方について解説していきます。

予算の設定

ホイールをオーダーするには高価な商品も多いため、最初に予算を決める必要があります。予算を明確にすることで、選択肢を絞り込みやすくなるからです。

最初に素材やデザインを決めてしまうと予算を大きく超えてしまう可能性があるので、あらかじめ設定した予算内での中から選べるようにしましょう。予算内で最適なホイールを選ぶためには、性能やデザインのバランスを考えることが重要です。

サイズとフィットの確認

車種に合ったホイールサイズを選ぶポイントを説明します。適切なサイズのホイールを選ぶことで、車の走行性能や安全性が向上します。オフセットやボルトパターンも適切か確認するようにしましょう。

ご自身で、正確なフィットを確保するためには、車のメーカーやモデルに対応するものをカタログ等で確認しましょう。基本的には、制作時に車種や年式をお聞きして適切なものでつくります。

デザインとカラーの選択

 自分の好みと車のデザインに合ったものが作れるのがオーダーメイドホイールを作る醍醐味ではないでしょうか。

ホイールのデザインやカラーは、車全体の印象を大きく左右するため、慎重に選びましょう。SNS等で既に装着している方のデザイン等を参考にするのもおすすめです。

製造方法の選択

ホイールの製造方法は「鍛造(たんぞう)」と「鋳造(ちゅうぞう)」の2つに分かれています。それぞれの特徴を簡単に説明します。

鍛造ホイールは高圧力をかけて金属を成形することで、高い強度と耐久性が得られます。ホイールが軽量に仕上がるため、ハンドリング性能が向上します。さらに、精密な加工技術を必要とするため、仕上がりが非常に高品質で、見た目も美しい特徴があります。

一方、鋳造ホイールは溶かした金属を型に流し込んで成形する製法なため大量生産が可能です。製造が簡単なため、比較的安価に提供されることが多いです。鋳造ホイールはデザインの自由度が高く、複雑なデザインや形状のホイールを作りやすい特徴があります。

5. オーダーメイドホイールの注文4つのステップ

オーダーメイドホイールを注文してから、お手元に届くまでの手順は基本的に以下の4つのステップでおこないます。

ステップ1｜ヒアリング

はじめに、お客様のニーズを細かく把握するヒアリングをおこないます。ホイールのデザイン、インチサイズ、J数（リム幅）、オフセット、ハブ径などの詳細を確認し、お客様がご希望するホイールを設計するための打ち合わせをおこないます。

ステップ2｜3Dパース作成

ヒアリングで得た情報をもとに、3Dパースを作成します。3Dパースは実際のホイール生産に入る前の重要なステップです。3Dモデルを用いて、制作するホイールがイメージ通りかどうかを確認し、必要に応じて調整を加えます。

ステップ3｜ホイール生産

3Dパースでの確認が完了したら、実際のホイール製造に入ります。当社のホイールは全てオーダーメイドで製造されるため、高度な技術と細心の注意を払って生産されます。制作期間は約1ヶ月の時間を要します。

ステップ4｜商品のご発送

ホイールが完成したら、最終チェックを経て出荷準備に入ります。お客様のご希望に応じて、直接ご自宅へ配送するか、当社での取り付けサービスをご利用いただけます。

※取り付けをご希望の場合は、別途工賃をいただきます。

6.オーダーメイドホイールを作るなら「URBAN GARAGE」にお任せ！ 

オーダーメイドホイールを制作する場合は、安心してお任せできるところに依頼するのがおすすめです。

「URBAN GARAGE」では、お客様にご満足いくホイールを制作するために、以下の項目をヒアリングしてホイールを作成していきます。

オーダー可能項目・希望のホイール名(同デザインで2Piece,3Pieceも対応可能。)
・希望の色(どのような色でも対応可能。2色織り交ぜも可能。)
・取り付ける車の車種(年式)
・インチ(基本的には18～24インチまで可能。15～17,25～28インチ応相談)
・front J数(ホイール幅 7J～13Jまで対応可能)
・rear  J数(ホイール幅 7J～13Jまで対応可能)
・front オフセット(カスタム対応)
・rear  オフセット(カスタム対応)
・PCD(カスタム対応)
・ハブ径(カスタム対応)
・穴数(カスタム対応)

以上の項目をヒアリングさせていただき、適切にアドバイスをおこないながら理想のオーダーメイドホイールを作成していきます。

Urban Forged Series

料金 サイズ	18インチ	19インチ	20インチ	21インチ	22インチ	23インチ	24インチ
1ピース	390,000	430,000	470,000	510,000	550,000	630,000	670,000
2ピース	640,000	720,000	800,000	880,000	960,000	1,120,000	1,200,000
3ピース	765,000	865,000	965,000	1,065,000	1,165,000	1,365,000	1,465,000

Premium Forged Series

料金 サイズ	18インチ	19インチ	20インチ	21インチ	22インチ	23インチ	24インチ
1ピース	590,000	650,000	710,000	770,000	830,000	950,000	1,030,000
2ピース	840,000	940,000	1,040,000	1,140,000	1,240,000	1,440,000	1,560,000
3ピース	965,000	1,085,000	1,205,000	1,325,000	1,445,000	1,685,000	1,825,000

Premium Forged Series

料金 サイズ	18インチ	19インチ	20インチ	21インチ	22インチ	23インチ	24インチ
1ピース	980,000	1,080,000	1,180,000	1,280,000	1,380,000	1,580,000	1,700,000
2ピース	1,230,000	1,370,000	1,510,000	1,650,000	1,790,000	2,070,000	2,230,000
3ピース	1,355,000	1,515,000	1,675,000	1,835,000	1,995,000	2,315,000	2,495,000

デザインや大きさで価格は大きく変化するので、予算などを考慮しながら一緒に作成していきましょう。まずは、一度ご相談のご連絡をお待ちしております！

7. オーダーメイドホイールのメンテナンス方法

ホイールを長く大切に使うためには、日常のメンテナンスが非常に重要となります。この章では、オーダーメイドホイールを購入したあとにおすすめのメンテナンス方法を3つ紹介させていただきます。

清掃

ホイール専用のクリーナーを使用し、定期的に清掃するメンテナンスが大切です。

ホイールに付着した汚れやブレーキダストは、長期間放置すると腐食やダメージの原因となるため、洗車時にはホイールにも注意を払い、汚れが固着する前にきれいにすることが推奨されます。

清掃を定期的におこない、ホイールをキレイな状態に保つことによって寿命を延ばせます。

定期的な点検

ホイールの状態を定期的にチェックすることは、安全な運転を維持するために非常に重要です。

ホイールに傷や亀裂がないか、ボルトが緩んでいないかを事前に確認しておくことで、走行中の事故やトラブルを未然に防げます。

特に長距離ドライブやサーキット走行後には、ホイールの点検を欠かさずおこないましょう。ホイールだけではありませんが、点検は予期せぬトラブルを防ぎ、安全なカーライフにもつながります。

修理と交換

ホイールにひびなどのダメージが発生した場合、その対応方法と交換のタイミングを知っておく必要があります。

軽度の傷であれば修理で対応可能ですが、深刻なダメージがある場合は重大な事故に繋がる可能性があるため、速やかに交換が必要です。

ホイールの修理は専門の業者に依頼し、適切な修理をお願いするようにしましょう。適切に修理をおこなうことで、走行中のリスクを最小限に抑え、車のパフォーマンスを維持できます。

8. まとめ

今回は、オーダーメイドホイールの魅力や選ぶときのポイントについて、詳しく解説しました。

愛車のカスタマイズにおいて、オーダーメイドホイールは非常に重要な役割を果たします。

最大の特徴は、高いデザインの自由度です。車両の特性や個人の好みに合わせて細部まで設計できるため、愛車を自分好みにカスタマイズができます。

デザイン面だけではなく、車種にぴったりのサイズや素材を選択できるため、ハンドリングや加速性能といった走行性能の向上も期待できます。