プラドはリセール崩壊している？実際のリセールバリューは？車屋が解説します！

「プラドってリセール崩壊しているの？」「プラドを買って損をしたくない！」ネット上ではそんな声も聴かれています。実際のところどうなのでしょうか？

結論。プラドはリセール崩壊していません。本記事ではプラドがリセール崩壊していない理由や実際のリセールバリューを紹介します。

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【結論】プラドはリセール崩壊していない

結論、プラドはリセール崩壊していません。プラドのリセールバリューはデザインや年代によって異なりますが、安定しています。

リセールバリューとは、一度購入した車を再び売却した時の価値です。例えば、中古車を売却するときに新車とほぼ同じ価格で売却できれば、リセールバリューは高いと言えます。現在、プラドはリセール崩壊していないため、売買を検討している方はご安心ください。

プラドがリセール崩壊していない理由とは？

一般的に、車は新型が登場すると、リセールバリューは低くなります。しかし、プラドは後継モデルのランドクルーザー250が登場しても、リセールバリューを保っています。

プラドのリセールバリューが安定している主な理由は以下の通りです。

• ファミリー層から需要が高い
• 海外で需要が高い
• 希少性が高い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ファミリー層から需要が高い

プラドはオフロード性能に優れつつ、日常でも使いやすいのが特徴です。

プラドには5人乗りモデルと7人乗りモデルがあります。7人乗りであれば、3列目を床下に収納できるので、荷物のスペースを広く取れます。大人数で乗れて、荷物も沢山載せられるため、ファミリーやアウトドアをする方に人気です。

また、プラドは機能性にも優れています。例として、2022年モデルには以下のような機能が実装され、安全性が向上しました。

• プリクラッシュセーフティの拡大 ※1
• レーンディパーチャーアラート ※2
• ロードサインアシスト ※3
• 先行車発進告知機能 ※4

※1 センサーが車両や歩行者を検知し、警報や自動ブレーキで衝突を回避する技術
※2 車載カメラが車線を認識し、車線から逸脱しそうになると警告をしてくれるシステム
※3 車の前方カメラが道路標識を認識し、その情報を運転者に知らせるシステム
※4先行車が発進しても停止し続けていると、ブザー音やディスプレイ表示で知らせてくれるシステム

海外で需要が高い

プラドは海外でも人気です。オーストラリア、サウジアラビア、UAEをはじめとする約170ヵ国で販売されています。

特に中近東で人気です。中近東は都市部から外れると砂漠や悪路が多く、過酷な環境に耐えられる頑丈なボディが求められるため、SUVであるプラドの需要があります。

希少価値が高い

プラドは人気の高さから、新車販売台数が限られています。また、人気が故に納車までに時間がかかることもあり、中古需要が高くなっていました。

さらに、プラドは2023年に生産が終了したため、中古需要に拍車がかかりました。もう新車では手に入らないため、希少価値が高く、中古車市場での価格もさらに高騰しています。

プラドのリセールバリューは？

プラドのリセールバリューはグレードや走行距離などによっても異なりますが、相場は以下の通りです。

• 3年落ち：76％～104％
• 5年落ち：67％～110％
• 7年落ち：57％～96％

一般的な車のリセールバリューは3年落ちで50％～60％、5年落ちで40％～50％と言われているため、プラドのリセールバリューは高い水準です。

ただし、5年落ち以上になると、走行距離の増加や旧モデルの需要低下などにより、リセールバリューが徐々に低くなる傾向があります。

プラドのリセールバリューを上げる方法とは？

プラドはリセールバリューの高い車ですが、以下の方法を実践することで、さらにリセールバリューをあげられる可能性があります。

• ガソリン車を選ぶ
• 人気オプションを選ぶ
• 人気カラー・グレードを選ぶ

今プラドの購入を検討している人、今後プラドの売却を検討している人、どちらにも役立つ内容です。

ガソリン車を選ぶ

プラドを購入する場合は、ガソリン車がおすすめです。

プラドにはガソリンモデルとディーゼルモデルがありますが、ガソリンモデルの方がリセールバリューが高い傾向にあります。ディーゼル車は複雑なつくりをしており、修理費がかさみやすいためです。

また、国によっては軽油とガソリンの価格差が少なかったり、そもそもディーゼル車が日本ほど普及していなかったりするため、ガソリン車の方が需要が高い傾向にあります。

人気オプションを選ぶ

プラドは人気オプションの有無でリセールバリューが大きく異なり、買取価格が数十万〜数百万変わることもあります。

主な人気オプションは以下の通りです。

• サンルーフ
• ベージュシート
• モデリスタのエアロパーツ

サンルーフとは車の屋根に取り付けられた天窓です。車内の換気ができ、開放感を得られるため、人気のオプションです。サンルーフは基本的に後付けが難しいオプションのため、リセールバリューがアップします。

プラドのベージュシートはTX-Lグレード専用のシートです。プラドの中でも特に高級感があり、人気があります。

モデリスタとは、トヨタ自動車のカスタムパーツブランドです。純正の安心感がありながら、オリジナルの個性を出せる点が魅力です。

エアロパーツとは車の外装に装着するカスタムパーツで、取り付けることで車の走行性能やデザイン性が向上します。エアロパーツの代表例は以下の通りです。

• フロントスポイラー
• リアウィング
• ディフューザー

人気カラー・グレードを選ぶ

人気カラーや人気グレードは需要が高いため、リセールバリューが安定しています。カラーはホワイト系やブラック系など、乗る人を選ばないカラーが人気です。

グレードは基本的なTXやTX-Lが人気です。特にこだわりが無い場合は、人気カラーや人気グレードを選べば、今後売る時にも損しにくいでしょう。

プラドを高く売る方法とは？

プラドを売るならできるだけ高く売りたいですよね。具体的には以下の方法がおすすめです。

• ベストなタイミングで売却する
• 正しい業者を選ぶ
• 適切なメンテナンスを行う

ぜひ実践してみてください。

ベストなタイミングで売却する

プラドは3〜5年落ちで売るのがおすすめです。3〜5年落ちであれば高いリセールバリューで売却できます。7〜10年落ちになると、走行距離が増えたり、旧モデルの需要低下が起きたりして、リセールバリューが下がってしまう可能性があります。

また、輸出先の国によっては、輸入に年式制限があります。年式制限の多くは5年～8年です。

例えば、ケニアでは中古車の輸入規則に「初回登録年月日より8年未満であること」という項目があります。

2018年式のプラドであれば、2026年が輸出の締め切りです。このような規制のため、7年落ち～10年落ちになると、海外需要が減り価格も落ちてしまいます。

正しい業者を選ぶ

プラドを高く売るには正しい業者を選ぶことが大切です。特にプラドは業者の知識の有無や得意不得意で、価格に差がでます。プラドはもちろん、ランドクルーザーシリーズや他のSUVの買取実績が豊富な業者を選びましょう。

適切なメンテナンスを行う

適切なメンテナンスで、車の状態を維持し、高価買取につなげましょう。具体的な日々のメンテナンスは以下の通りです。

• 洗車（1～2ヵ月）
• 傷や凹みは早めに対処
• こまめな車内清掃

適切なメンテナンスを行うことで、見た目を整えるだけでなく、匂い対策もできます。また、メンテナンスノートを用意するのもおすすめです。

メンテナンスノートとは、メーカーの補償内容と定期点検記録簿が一緒になったものです。メンテナンスが適切に行われてきた証明になるので、買取価格の低下を防げます。

プラドのリセール崩壊についてよくある質問

プラドはどのモデルがいい？

プラドの人気モデルはTXやTX-Lパッケージです。TXやTX-Lのリセールバリューに大きな差はないため、予算や好みで選ぶのが良いでしょう。

プラドは今買うべき？

プラドは好きなタイミングで買うのがおすすめです。現在、プラドは生産が終了しており、今後も希少価値が上がると予想されます。

しかし、新型の登場により価格が下落する可能性もあるので、一概には言えません。自身のニーズやライフスタイルに合わせて購入を検討しましょう。

プラドは輸出が禁止されている？

プラドは輸出が禁止されている場合があります。例えば、日本にはロシア向け中古車輸出に関して「排気量1.9L以上の車は輸出禁止」という制限があり、プラドはこの制限に該当します。

また、先ほど触れたように輸入に年式制限がある国も存在します。

このような国際情勢がプラドの価格に影響を及ぼすことがあるため、日々のニュースをチェックしておくのも良いでしょう。

まとめ：プラドは自分の好きなタイミングで買おう！

プラドは生産が終了し、後継モデルが出てもなお、高いリセールバリューを保っている人気車です。現在プラドのリセールは安定していますが、数年後どうなっているかは未知数です。リセールバリューが上がる可能性も下がる可能性もあります。

そのためプラドは「欲しい！」と思ったタイミングで買うのがおすすめです。現在、URBAN GARAGEではランドクルーザーの委託販売を行っています。

委託販売とは直接買い手に売却交渉を行うサービスで、中間コストがかからず、複雑で面倒な作業が不要というメリットがあります。※手数料のみ発生実際の買取実績は以下の通りです。

	ランドクルーザー250ZXファーストエディション ブラック	ランドクルーザー250ZXファーストエディション プラチナホワイトパールマイカ	ランドクルーザー300GRスポーツ ホワイト
年式	2024年式	2024年式	2022年式
走行距離	3,000km	100km	16,000km
買取相場	712万円~738万円	725万円~750万円	865万円〜885万円
実際の買取価格	788.5万円	902.5万円	900.5万円

プラドをはじめとするランドクルーザーシリーズを少しでも高く売りたいとお考えの方は、ぜひお気軽にURBANGARAGEまでお問い合わせください。

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