【2024年高く売れる車は?】リセールバリューが高い国産車TOP10を徹底解剖!

車を選ぶとき、多くの人はデザインや価格、運転のしやすさに注目しますが、「売却するときの価値」を考慮することも車を選ぶ重要なポイントの一つです。

実は、購入後に価値が下がりにくい車、つまりリセールバリューが高い車を選ぶことで、将来的に大きなメリットが得られます。次に買い替えるとき、想像以上の価格で手放せたら嬉しいですよね。

賢く人気の車を手に入れたい方に向けて、今回はリセールバリューが特に高い国産車TOP10を厳選しました。

目次

1. リセールバリューとは?

「リセールバリュー」とは、車を購入した後に、その車がどれだけ価値を保つか、そして将来的に売却する際にどの程度の価格で売れるかを示す指標です。

車は一般的に時間が経つとともに価値が下がりますが、リセールバリューが高い車は、価値の下落幅が小さく、長期間にわたって高い価値を維持することができます。

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現在、あなたが検討している車・乗車されてる車はこの中にあるでしょうか?それでは、気になるランキングをチェックしていきましょう!

2.リセールバリューが良い国産車TOP10

1位 トヨタ ランドクルーザー300 

https://toyota.jp/landcruiser300/より引用

ランクルシリーズでも最高ランクとされ、圧倒的な耐久性とオフロード性能を誇る高級SUV

新車価格(平均)678万円
3年落ち買取平均(リセールバリュー)約662万円(97.6%)
5年落ち買取平均(リセールバリュー)約643万円(94.8%)
※2021年発売のため5年落ちは予想額

ランドクルーザー300は、ランドクルーザーシリーズの中で最上位モデルに位置づけられており、最高グレードの「GR SPORT(ディーゼル)」では800万円と高級SUVとなっています。

ランクルシリーズのプラドや70、さらには新登場の250と比べても、300はその全長・全幅ともにシリーズ最大のサイズを誇り、道を走るだけで圧倒的な存在感を放ちます。

サイズだけではなく、内外装の細部にわたる高級感、そして緻密な作りこみが際立っており、触れるだけで感じるプレミアムな体験が可能です。

走破性能においても、ランクルシリーズの中でも群を抜いており、オフロードにおけるパフォーマンスは最高レベル。最新技術を投入したパワートレインや安全装備によって、どんな過酷な環境でも優れた走行性能を発揮します。

高価格にもかかわらず、ランドクルーザー300は人気が非常に高く、発売時には予約が殺到し、受注が一時停止されたほどです。

この高い需要は中古車市場にも反映されており、リセールバリューは驚異的な水準を維持し、3年落ちでも新車価格を上回る104.2%のリセールバリューを誇ります。

購入後も資産価値を保つことができるカッコよく非常にお得な一台であるといえます。

2位 トヨタ ランドクルーザー プラド

https://toyota.jp/ucar/catalog/brand-TOYOTA/car-LAND_CRUISER_PRADO/ より引用

高いオフロード性能と頑丈な設計で知られ、人気ランクルシリーズでもコスパ最強のSUV

項目価格
新車価格(平均)446万円
3年落ち買取平均(リセールバリュー)約432万円 (96.8%)
5年落ち買取平均(リセールバリュー)約399万円 (89.4%)

ランドクルーザー プラドは、その高いオフロード性能と信頼性の高さで、海外市場でも非常に高く評価されています。特に、未舗装道路が多い地域では、その頑丈な作りと走破性能が必要不可欠であり、中古車市場でも高い需要を誇ります。新車の生産台数が限られているため、中古車への需要が高まり、結果としてリセールバリューが高く維持されています。

デザインの一貫性も、プラドの魅力の一つです。大幅なデザイン変更が行われないため、古いモデルでも古さを感じにくいことが、中古市場での価値を保つ要因となっています。さらに、修理がしやすい基本設計や、オフロードだけでなく都市部でも快適に運転できるバランスの取れた走行性能もプラドの強みです。

また、プラドには熱狂的なファン層が存在し、特定の年式やモデルには特に高い需要があります。このため、古いモデルでも中古市場での人気が根強く、リセールバリューが長期的に高く維持されます。トヨタ車の信頼性と、長期使用に適した耐久性の高さから、長く愛用されるモデルです。

3位 日産 GT-R

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/gt-r.html より引用

圧倒的な加速力と実用性を両立し、先進技術を取り入れた日本を代表するスポーツカー

項目価格
新車価格(平均)1645万円
3年落ち買取平均(リセールバリュー)約1587万円 (96.5%)
5年落ち買取平均(リセールバリュー)約1405万円 (85.4%)

日産 GT-Rは、圧倒的なパフォーマンスと独特の存在感が、スーパーカーのような性能を実現しています。限定生産と高い需要が特徴で、リセールバリューにおいても非常に高い水準を維持しており、中古市場でも安定した価値を保っています。

年間生産台数が限られており、供給が少ないことから中古車市場での希少価値が上がっています。さらに、モデルイヤー制を採用しているため、各年式ごとに小改良が行われ、希少性が高まることがリセールバリューに寄与しています。特に、人気グレードやNISMOなどの特別仕様車では、新車価格を上回る取引が行われることも少なくありません。

3年落ちでも新車価格の90%以上、5年落ちでも80%以上のリセールバリューを維持しており、その高性能と信頼性が中古市場でも高く評価されています。また、2025年モデルでの生産終了が予定されており、将来的な希少性がさらに高まることが予想されています。

GT-Rのリセールバリューは、モデルによって若干の違いがあるものの、全体として非常に高い水準を保っており、どのモデルを選んでも資産価値を維持しやすい一台です。

4位 スズキ ジムニーシエラ

https://www.suzuki.co.jp/car/jimny_sierra/ より引用

アウトドア愛好家やセカンドカーとして男女から非常に人気があるコンパクトSUV

項目価格
新車価格(平均)207万円
3年落ち買取平均(リセールバリュー)約192万円 (92.7%)
5年落ち買取平均(リセールバリュー)約188.4万円 (91.0%)

ジムニーシエラは、そのコンパクトなサイズにもかかわらず、パワフルな4WD性能を持ち、特にアウトドア愛好家にとって魅力的なモデルです。タフな走破性能とレトロなデザインが人気の理由で、都市部でもオフロードでも活躍できる汎用性の高さが評価されています。

その高い人気と希少性により、ジムニーとジムニーシエラの両モデルとも非常に高いリセールバリューを維持しています。特に供給が限定的であることや、モデルサイクルが長いこと、さらに信頼性と耐久性の高さが中古市場での高評価につながっています。

どちらのモデルも新車価格に近い、あるいはそれを上回るケースが多く、リセールバリューの観点から非常に優れた選択肢と言えます。

軽自動車のジムニーと乗用車のジムニーシエラを比べたときに、ジムニーシエラが若干優位ではあるものの、両モデルとも非常に高いリセールバリューを保っており、その差は僅かです。いずれのモデルを選んでも、リセールバリューが高くたくさん乗車した場合でも、安定的なリセールバリューを保てるはずです。

5位 ホンダ シビック タイプR

https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/ より引用

高性能スポーツモデルとしての走行性能に優れ、洗練されたデザインが人気の希少価値があるレーシングカー

項目価格
新車価格(平均)499万円
3年落ち買取平均(リセールバリュー)約450万円 (90.1%)
5年落ち買取平均(リセールバリュー)約345万円 (69.1%)

シビック タイプRは、ホンダのスポーツカーラインナップの中でも特に高性能なモデルであり、限られた生産台数と希少価値から、中古市場でも非常に高い評価を受けています。2022年9月の発売直後から注文が殺到し、高い需要に供給が追いつかず、2023年1月には受注の一時停止が発表されました。

現行モデルであるFL5型は、最後の純ガソリンエンジンを搭載したタイプRとされており、さらにコレクターズアイテムとしての価値を高めています。シビック タイプRは、1997年の初代モデル発売以来、長い歴史と進化を遂げてきたモデルで、各世代のタイプRが多くのファンに支持されています。スポーツカーとしての高性能を誇りながら、実用性も兼ね備えている点が、さらにその人気を押し上げる要因です。

特に、無限RRのような特別仕様車は生産台数が300台と極めて少なく、希少性が非常に高くなっています。こうした限定モデルや状態の良い場合はリセールバリューが高くなっています。

6位 トヨタ アルファード

https://toyota.jp/alphard/ より引用

ビジネスからファミリー層まで幅広く人気があり、豪華な内装と広々とした室内空間が特徴の高級ミニバン

項目価格
新車価格(平均)570万円
3年落ち買取平均(リセールバリュー)約460万円 (80.7%)
5年落ち買取平均(リセールバリュー)約400万円 (70.1%)

アルファードは、その高級感溢れる外観と広々とした室内空間により、他のミニバンと一線を画す存在で、高級ミニバンとして、ビジネス用途からファミリー向けまで、多くの層から絶大な人気を誇っています。

さらに、走行性能と安全装備も充実しており、最新技術を取り入れたドライバー支援システムが快適で安全なドライブをサポートしてくれるサービスなどもあります。

アルファードは、その高い人気により中古市場でもリセールバリューを維持しており、Zグレード(ハイブリッド)では、新車価格が642万に対し、800万で買い取られ、リセールバリューが123%だったという事例もあります。

距離数や状態によっては100%超えの可能性もある車となっています。距離数があったとしても、安定した価値を保つため、長期的にも安心して所有できる一台です。

7位 トヨタ ハリアー

https://toyota.jp/harrier/ より引用

都市部での使い勝手の良さと快適な乗り心地で広く支持されていて、洗練されたデザインと高級感があるSUV

項目価格
新車価格(平均)420万円
3年落ち買取平均(リセールバリュー)約344万円 (81.9%)
5年落ち買取平均(リセールバリュー)約219.5万円 (52.2%)

ハリアーは、その高級感あふれるデザインと都市型SUVとしての使い勝手が評価され、特に洗練された外観が幅広い層に受け入れられています。室内は広々としており、長距離ドライブでも快適な乗り心地を提供します。

海外市場での高い人気もハリアーの価値を押し上げる要因となっており、特にケニアやマレーシア、バングラデシュなど、日本国外でも人気が高く、国内外で高値で取引されることが多いです。

ハリアーは、日本国内専用モデルであるため、海外市場での希少性が高く人気をさらに高めています。加えて、新車価格が高いため、中古車需要も多くあります。

さらに、SUV需要の高まりとともに、ハリアーはそのクロスオーバーSUVの先駆け的存在として評価され、トヨタブランドの信頼性もハリアーのリセールバリューを高める重要な要素です。

8位 ホンダ N-BOX

https://www.honda.co.jp/Nbox/ より引用

2023年日本で一番売れた高い実用性を誇るホンダの人気軽自動車

項目価格
新車価格(平均)192万円
3年落ち買取平均(リセールバリュー)約150.3万円 (74.0%)
5年落ち買取平均(リセールバリュー)約119.6万円 (62.9%)

ホンダ N-BOXは、軽自動車市場で圧倒的な人気を誇り、使い勝手の良さと広々とした室内空間が特徴です。

特に、家族向けの実用性が高く評価され、日常の移動から長距離ドライブまで快適な乗り心地を提供します。新車販売台数で8年連続No.1を誇り、中古市場でもその人気は健在で、安定した流通量と相場の安定性がリセールバリューの高さにつながっています。

さらに、燃費性能の良さやホンダブランドの信頼性も、N-BOXが長期的に高い価値を維持する要因となっています。カスタムグレードは高級感を求めるユーザーに支持され、ノーマルグレードは実用性重視のユーザーに人気があり、どちらのグレードも安定したリセールバリューを誇ります。

軽自動車のため家計にも優しく、ファミリー層を中心に幅広いユーザーにとって最適な選択肢となる一台です。

9位 レクサス RX

https://lexus.jp/models/rx/ より引用

圧倒的な高級感と快適性を誇り、先進的な技術と安全装備を備えた国産車でもワンランク上の高級SUV

項目価格
新車価格(平均)650万円
3年落ち買取平均(リセールバリュー)約481万円 (74.0%)
5年落ち買取平均(リセールバリュー)約426.6万円 (65.6%)

レクサス RXは、高級感があるSUVとして、上質なインテリアと洗練されたデザインを持ち、特にラグジュアリー志向のオーナーから高い評価を受けています。

静かな車内とスムーズな走行性能は、レクサスならではの快適なドライビング体験を提供します。

さらに、レクサスブランドが誇る先進的な安全装備やハイブリッド技術が搭載されており、燃費性能と環境性能の両立が図られています。長距離移動でも疲れにくい静粛性と安定感のある走行性能が、ファミリー層からビジネスユーザーまで幅広い層に支持されています。

リセールバリューの面でも、レクサス RXはその人気と高い品質により、中古市場でも高い需要があります。

3年落ちでも高級車としての価値をしっかり維持しており、5年経過しても安定した価格がついています。購入後も長期的に資産価値を保ち、プレミアムSUVを求める方にとって最適な選択肢となる一台です。

10位 トヨタ RAV4

https://toyota.jp/rav4/ より引用

力強いデザインと広い室内、優れた走行性能を持ち、ハイブリッド含む3つのパワートレインで高い実用性を誇るSUV

項目価格
新車価格(平均)346.9万円
3年落ち買取平均(リセールバリュー)約249.4万円 (71.9%)
5年落ち買取平均(リセールバリュー)約192.8万円 (55.6%)

トヨタ RAV4は、世界的な人気と需要により、高いリセールバリューを維持しています。日本国内だけでなく、アフリカや中東など海外でも非常に人気が高く、輸出需要がリセールバリューを押し上げています。

高い耐久性も評価されており、特に悪路が多い地域でもその信頼性が支持されています。クロスオーバーSUVの先駆けとして、街乗りからアウトドアまで幅広く対応できる実用性が中古車市場でも評価されている要因です。

ハイブリッドモデルは特に燃費性能に優れ、経済的メリットも高評価のポイントです。標準装備の「Toyota Safety Sense」が安全性能を強化し、長距離ドライブも安心して行えます。

グレード別では、特に「アドベンチャー」や「ハイブリッドGZ」などの人気グレードが高いリセールバリューを維持しているため、RAV4の購入を考えている方にはオススメのグレードです。

3.リセールバリューを高める3つのポイント

リセールバリューが高い車を選べば、売却時に必ず高く売れるわけではありません。「購入」「維持管理」「売却」3つのポイントで、適切な対応方法を把握しておくことが重要になります。

それぞれのタイミングで、どのように対応しておくとリセールバリューが良くなるか一緒に確認していきましょう!

ポイント①|人気の高い車種・仕様を選ぶ

リセールバリューを考慮するなら、まずは長年人気が続いている車種や仕様を選ぶことが重要です。

海外でも需要の高い日本車はリセールバリューが高い傾向にあります。また、ボディカラーもポイントで、白、黒、シルバーといった定番の人気色は高く評価されやすいです。さらに、自動ブレーキやカーナビなど、需要の高い安全装備や便利な装備が充実したグレードを選ぶこともリセールバリュー向上に役立ちます。

今回紹介した10台以外の車でリセールバリューが気になる方は、上記のポイントを参考に探してみるのが良いのではないでしょうか。

ポイント②| 適切なメンテナンスを行う

リセールバリューを高く保つためには、日々のメンテナンスが欠かせません。定期的な点検や整備を行い、機械的な状態を良好に保つことはもちろん、車内の清掃にも心がけましょう。

特に、タバコや芳香剤の臭いが残っていると評価が下がることがあるため、注意が必要です。外装も、傷や汚れをこまめに修理し、綺麗な状態を保つことがリセールバリューの維持に繋がります。

ポイント③|適切なタイミングで売却する

車を3年以内に売却するのが、リセールバリューを最大限に引き出す理想的なタイミングです。また、走行距離が10,000km以下であれば、さらに高いリセールバリューを期待できます。

モデルチェンジが予定されている場合、その前に売却をして、モデルチェンジ後の値下がりを防ぐことも大切な戦略です。

リセールバリューを良くするためには、車選びから売却までの工夫が重要です。購入・維持管理・売却の3つのステップでそれぞれ重要なポイントを理解し、長期的に見てもお得な車選びを実現しましょう!

4.リセールバリューが高い車の購入・売却のご相談は「URBAN GARAGE」

今回紹介したTOP10の車は、走行距離や年式によって売却価格が変動しますが、売却タイミング次第ではリセールバリューが100%を超えることもあります。

「購入後も高い価値を保てる車を手に入れたい!」と考えている方は、URBAN GARAGEがサポートいたします。

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URBAN GARAGEでは、委託販売や自動車の販売・買取も行っておりますので、お客様に最適な提案をいたします。詳しいご相談は、公式LINEからお気軽にお問い合わせください。

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