オールシーズンタイヤはやめたほうがいい?後悔する人の共通点と向いていないケースをくるま屋が解説します!

オールシーズンタイヤはやめたほうがいい…タイヤ交換の時期が近づくにつれ、このような噂を耳にしませんか?

結論、オールシーズンタイをやめたほうがいいかは、住んでいる地域やライフスタイル次第です。本記事ではオールシーズンタイヤで後悔する人とオールシーズンタイヤが向いている人を解説します。

オールシーズンタイヤの基礎知識、タイヤの選び方やおすすめの商品も紹介しているので、ぜひ参考にしてください!

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目次

オールシーズンタイヤで後悔する人は?

オールシーズンタイヤで後悔する人の特徴は以下の通りです。

オールシーズンタイヤで後悔する人の特徴
  • 積雪や路面凍結のある地域に住んでいる人
  • 冬のレジャーや帰省で寒冷地によく行く人
  • オールシーズンタイヤの性能を過信している人

積雪や路面凍結のある地域に住んでいる人

オールシーズンタイヤは季節を問わず年間を通して使えるタイヤです。しかし、スタッドレスタイヤに比べるとグリップ力が劣るため、積雪や路面凍結がある場面では危険が伴います。

JAFでは時速40kmで急ブレーキを踏み、タイヤごとの制動距離を測定するテストが行われ、以下のような結果になりました。

圧雪路氷盤路
ノーマルタイヤ29.9m105.4m
オールシーズンタイヤ22.7101.1m
スタッドレスタイヤ17.3m78.5m
参考:JAF「走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤ(JAFユーザーテスト)」

積雪や凍結がある場面でのオールシーズンタイヤの性能は、ノーマルタイヤよりは優れているが、タッドレスタイヤには劣るという結果がでました。

特に普段から積雪や路面凍結がある地域に住んでいる場合、冬はスタッドレスタイヤに履き替えるのが安心でしょう。

冬のレジャーや帰省で寒冷地によく行く人

冬のレジャーや帰省で寒冷地によく行く人にもオールシーズンタイヤはおすすめできません。

上記でも解説したように、オールシーズンタイヤは積雪や路面凍結のある場面では、性能不足です。積雪や路面凍結のある場面でオールシーズンタイヤのまま走行してしまうと、スリップや渋滞を起こしてしまうかもしれません。

寒冷地に行く場合は、スタッドレスタイヤに履き替えるようにしましょう。

場面に合わせたタイヤ選びが重要です!

オールシーズンタイヤの性能を過信している人

オールシーズンタイヤは万能なタイヤですが、裏を返せば中途半端なタイヤです。ノーマルタイヤやスタッドレスタイヤに比べると、一部の性能が劣ります。

例えば、ノーマルタイヤと比べると、燃費や静粛性が劣ります。スタッドレスタイヤと比べると、積雪や路面凍結での安全性が劣ります。もちろんメリットもありますが、過信は禁物です。

次の見出しではオールシーズンタイヤが向いている人を紹介します!

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オールシーズンタイヤが向いている人は?

オールシーズンタイヤは以下のような人に向いています。

オールシーズンタイヤが向いている人の特徴
  • 積雪や路面凍結のある地域に住んでいる人
  • 冬のレジャーや帰省で寒冷地によく行く人
  • オールシーズンタイヤの性能を過信している人

ほとんど雪が降らない地域に住んでいる人

ほとんど雪が降らない地域であれば、オールシーズンタイヤだけで完結します。オールシーズンタイヤは軽い積雪やシャーベット状の雪であれば走行できるので、急な降雪でも安心です。

季節ごとのタイヤ交換も必要ないため、手間を減らせます。年に数回しか雪が降らない地域であれば、オールシーズンタイヤの恩恵を最大限受けられるでしょう。

タイヤ交換でお店が混む時期でも安心です!

出費を抑えたい人

オールシーズンタイヤは年間を通して走行可能です。サマータイヤとスタッドレスタイヤの両方を用意する必要がないため、出費を抑えられます。

ただし、タイヤの種類やサイズ、性能によっては出費が高くなる可能性もあるため、確認が必要です。

タイヤでお困りの際はURBAN GARAGEにご相談ください!

ここでオールシーズンタイヤの基礎知識を解説!

これからはオールシーズンタイヤの基礎知識を、以下の項目にわけて解説します。

  • 性能
  • 価格
  • 寿命
  • サマータイヤやスタッドレスタイヤとの違い

オールシーズンタイヤを選ぶうえで重要な内容なので、ぜひ参考にしてください。

オールシーズンタイヤの性能は?

オールシーズンタイヤは全天候型タイヤと呼ばれています。性能はノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの中間です。軽い雪道であれば走行できますが、凍結路では走行できません。

ノーマルタイヤとスタッドレスの長所を活かしたタイヤです!

オールシーズンタイヤの価格は?

オールシーズンタイヤ相場は4本で20,000円〜500,000円です。

相場の価格帯が広い理由は、さまざまな要素によって価格がきまるためです。

  • 車種
  • サイズ
  • 性能
  • メーカー

どんなオールシーズンタイヤがいいかわからない場合は、近くのカーショップなどに相談するのがおすすめです。

オールシーズンタイヤの寿命は?

オールシーズンタイヤの寿命は3〜5年、走行距離にすると約3万kmと言われています。オールシーズンタイヤは年間を通して使用されるため、寿命自体は他のタイヤと同等ですが、減りは早いと考えられます。

また、寿命は路面の温度など走行環境によって変動するため、一概には言えません。

タイヤに以下のような症状が出た場合は、すぐに交換しましょう。

タイヤ交換のサイン
  • スリップサインが出ている
  • 深い傷やひび割れがある
  • ブレーキが効きづらいと感じる

スリップサインとはタイヤの溝が限界まですり減ると出現するマークです。スリップサインが出ているタイヤを使い続けると、道路交通法違反になり、罰金が科される場合もあります。

また、深い傷やひび割れがある場合や、走行中に違和感を感じる場合もタイヤ交換の目安です。早めのタイヤ交換を心がけましょう。

事故を未然に防ぐには、日常点検が大切です!

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サマータイヤやスタッドレスタイヤとの違い

オールシーズンタイヤと他のタイヤの違いは以下の通りです。

スクロールできます
凍結路積雪路乾燥路潤滑路(雨)価格
オールシーズン
タイヤ
ノーマルタイヤ
スタッドレス
タイヤ

オールシーズンタイヤはバランスの取れたタイヤです。

オールシーズンタイヤで後悔しないための選び方は?

性能で選ぼう!

積雪地域に住んでいる場合、スノーフレークマークが点いているオールシーズンタイヤがおすすめです。

スノーフレークマークとは冬場の厳しい条件でも安全に走行できると承認されたタイヤに刻印されるマークです。スノーフレークマークがあれば、雪道も安心して走行できます。

また、オールシーズンタイヤは製品によって性能が異なります。雪上性能はもちろんドライ性能やウェット性能、静粛性や燃費など、どの性能を重視するかで選びましょう。

オールシーズンタイヤは年々進化しているので、最新のタイヤをチェック!

コストパフォーマンスも大切に

コストパフォーマンスを判断するうえで大切なのは、以下の3つです。

  • 本体価格
  • 寿命
  • 燃費

まずはご家庭やご自身の予算に合わせたタイヤを選ぶことが大切です。

しかし、安いからという理由だけで選ぶのはおすすめできません。本体価格が安くても、寿命が短かったり、燃費が悪かったりすれば、結果的にコストパフォーマンスが悪くなります。

総合的に判断することが大切です!

車種やサイズをしっかり確認!

オールシーズンタイヤは車種ごとに適性があります。例えば、大型車は頑丈さやグリップ力、小型車は燃費が求められます。

また、サイズも重要です。適切なサイズを選ぶことで、タイヤの性能が最大限発揮されます。タイヤのサイズはタイヤの側面や、運転席のドアに記載されているので、確認してみてください。

おすすめのオールシーズンタイヤ6選!

ここからは編集部の独断と偏見でおすすめのオールシーズンタイヤを6つご紹介させていただきます!

おすすめのオールシーズンタイヤ
  • YOKOHAMA「BluEarth-4S AW21」
  • GOOD YEAR「Vector 4Seasons Hybrid」
  • GOOD YEAR「VECTOR 4SEASONS GEN-3」
  • MICHELIN「CrossClimate 3」
  • DUNLOP「ALL SEASON MAXX AS1」
  • DUNLOP「SYNCHRO WEATHER」

価格や性能について詳しく解説するので、タイヤ選びの参考にしてください!

YOKOHAMA「BluEarth-4S AW21」

https://www.y-yokohama.com/product/tire/bluearth_4s_aw21/
価格9,600円~/1本
サイズ14/15/16/17/18/19/20
対応ボディミニバン/セダン・クーペ/コンパクトカー/SUV
スノーフレークマーク
性能・オールシーズン対応のトレッドパターン・ノーマルタイヤと同等のウェット性能

ドライ走行が可能な性能がありながらも、雪上走行も可能な独自のパターンを採用することで、オールシーズン安定した走行が可能です。

あらゆるパターンの溝を配置することで、雪や水を効率よく排出してくれます。また、スノーフレークマークが刻印されているので、雪道の走行も安心です。

さらに、オールシーズンタイヤにもかかわらず、ノーマルタイヤとほぼ同等のウェット性能があります。雨の日も安心して走行できるでしょう!

GOOD YEAR「Vector 4Seasons Hybrid」

https://www.goodyear.co.jp/products/tires/4seasons/4seasons.html
価格6,500円~/1本
サイズ13/14/15/16/17/18
対応ボディセダン/ワゴン/ミニバン/コンパクト・軽自動車
スノーフレークマーク〇※スノーフレークマーク
性能・3Dワッフルブレード・オールウェザーシリカコンパウンド・Vシェイプドトレッド

ワッフル状の凸凹がブロック間を支え合うことで、グリップ力が向上する3Dワッフルブレードを採用しています。

また、全天候に対応するために専用設計されたオールウェザーシリカコンパウンドにより、低温下でも安定した走行が可能です。

さらに、V字型に伸びた溝により高い排水性能を実現させているため、雨の日でも安心して走行できます!

GOOD YEAR「VECTOR 4SEASONS GEN-3」

https://www.goodyear.co.jp/products/tires/4seasonsgen3/4seasonsgen3.html
価格16,500円~/1本
サイズ15/16/17/18/19/20
対応ボディセダン/ワゴン/ミニバン
スノーフレークマーク
性能・スノーグリップテクノロジー・アクアコントロールテクノロジー・ドライハンドリングテクノロジー

スノーグリップテクノロジーとは、溝のパターンにこだわることで、排雪性能とグリップ力を向上させる技術です。

また、摩耗によって広がる溝を利用して、排水性を確保するアクアンコントロールテクノロジーで、ウェット走行時の安全性を向上させています。

さらに、独自の素材を採用することで、変形を防ぎ、摩耗も緩和してくれます!

MICHELIN「CrossClimate 3」

https://www.michelin.co.jp/auto/tyres/michelin-crossclimate-3
価格17,149円~/1本
サイズ16/17/18/19/20
対応ボディコンパクト/セダン・クーペ/ミニバン・ワゴン/SUV/EVハイブリッド
スノーフレークマーク
性能・ロングライフ性能・高い低燃費性・優れた静粛性

スノーフレークマーク搭載で、雨でも雪でも、オールシーズン走行が可能です。また、接地面の安定による高耐摩耗性能と高い低燃費性能で、長期間の利用にも適しています。

さらに、独自のトレッド配置で、不快な周波数帯の音を低減させています。冬タイヤの懸念点である騒音も心配ありません。

DUNLOP「ALL SEASON MAXX AS1」

https://tyre.dunlop.co.jp/item/item-detail/allseasonmaxx-as1/
価格6,000円/1本~
サイズ13/14/15/16/17/18/19/20
対応ボディセダン/ミニバン/コンパクト/軽自動車/SUV
スノーフレークマーク
性能・全天候対応型・雪上でも安定した走行・ノーマルタイヤと同等の静寂性

雪道、ウェット、ドライ、あらゆる天候に対応しています。特に雪道ブレーキ性能は、同社のノーマルタイヤに比べて49%UPしているのが特徴です。

ウェットな道では、深溝設計で排水容積を確保し、V字型のタイヤが効率よく排水をしてくれます。また、タイヤのブロックを細分化することで、同社のノーマルタイヤとほぼ同等の静寂性を実現しています。

DUNLOP「SYNCHRO WEATHER」

https://tyre.dunlop.co.jp/item/item-detail/synchroweather/
価格11,980円~/1本
サイズ15/16/17/18/19/20/21
対応ボディセダン/ミニバン/コンパクト/SUV
スノーフレークマーク
性能・アクティブトレッド・アイスグリップシンボル・静粛性&ロングライフ

アクティブトレッドは環境の変化に応じてゴムの性質が自動的に変化する技術です。ドライ、ウェット、氷上、あらゆる場面で安定した走行が可能です。

また、アイスグリップシンボルが刻印されています。

アイスグリップシンボルとは氷上で一定の性能基準を満たしていることを示すマークです。ダンロップ社の氷上ブレーキ試験では、スタッドレスタイヤと同等の性能を示しています。

さらに、低ノイズデザインを採用しているため、年間を通して静かな車内を実現可能です!

オールシーズンタイヤに関するよくある質問

高速道路は走れるの?

オールシーズンタイヤは高速道路でも走行できます。ただし、夏用タイヤに比べて通常路面での走行性能は劣るため、注意が必要です。

積雪路や凍結路でも走れるの?

スノーフレークマークがあるオールシーズンタイヤなら走行できます。

スノーフレークマークとは、冬場の厳しい条件でも安全に走行できると承認されたタイヤに刻印されるマークです。雪の結晶をモチーフにしたマークがタイヤの側面に刻まれています。

冬場になると積雪や路面凍結の影響で冬用タイヤ規制が行われます。

冬用タイヤ規制が出た場合、一般的にはスタッドレスタイヤを履いていないと走行できません。

しかし、スノーフレームマークがあるオールシーズンタイヤであれば走行可能です。

(ふきだし)大雪警報などによるチェーン規制では、タイヤの種類に限らず、チェーンの装着が必要です!

寿命が短いって本当?

オールシーズンタイヤの寿命は、他のタイヤとほとんど同じで3~5年です。

しかし、オールシーズンタイヤはタイヤ交換をせずに年間を通して使用するケースがほとんどです。ノーマルタイヤとスタッドレスを交互に使用するより、摩耗は早いと考えられます。

また、オールシーズンタイヤはノーマルタイヤに比べると、ゴムが柔らかいため、夏の高温下で長距離を走行すると、摩耗が激しくなります。

(ふきだし)タイヤの寿命を延ばすためには、ローテーションがおすすめです!

サマータイヤとしても使える?走行音はうるさい?

オールシーズンタイヤはサマータイヤとしても利用できます。

しかし、オールシーズンタイヤやサマータイヤに比べて、夏場の走行性能や静粛性が劣ると言われています。最新の製品には夏場の走行性能や静粛性に優れている物もあるので、ぜひ探してみてください。

オールシーズンタイヤは地域やライフスタイルで使い分けよう!

オールシーズンタイヤは名前の通り、一年を通して使えるタイヤです。季節ごとのタイヤ交換が必要なく、手間やコストを削減できます。

しかし、住んでいる地域やライフスタイルによっては不向きな場合もあります。オールシーズンタイヤの購入で迷った場合は、以下を参考にしてください。

オールシーズンタイヤが不向きな人オールシーズンタイヤが向いている人
・積雪や路面凍結のある地域に住んでいる人・冬のレジャーや帰省で寒冷地によく行く人・オールシーズンタイヤの性能を過信している人・ほとんど雪が降らない地域に住んでいる人・出費を抑えたい人・ミニマリスト

本記事で紹介した知識、選び方、おすすめの商品を参考に、ぜひオールシーズンタイヤを購入してみてください。

八王子でタイヤ交換やタイヤ購入ならURBAN GARAGEへ!

https://tyre.dunlop.co.jp/item/item-detail/synchroweather/

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この記事の著者情報

八王子のくるま屋さん “URBAN GARAGE”では、オーナー様のカーライフをより充実させるために、情熱を持ってサポートいたします。車の販売からメンテナンス、カスタマイズまで、経験豊富な専門スタッフが心を込めて対応。お客様の夢や希望を実現するために、最適なサービスを提供します。毎日のドライブが特別な瞬間になるように、私たちは全力でお手伝いしています。ぜひあなたの愛車のご相談もお聞かせください!

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