「車のエンジンがかからない,,,」「ガガガと異音がする…」
車のエンジンがかからない上に異音がする場合、部品の故障やバッテリー上がりなどが考えられます。エンジンは車の心臓部分にあたる重要なパーツであるため、早めに原因を突き止め対処することが大切です。
本記事では、車のエンジンがかからないとき原因や異音がする原因、対処法を解説します。

連絡先や修理の依頼先もご紹介していますので、ぜひ参考にしてスムーズに愛車の修理を済ませましょう。


URBAN GARAGEは、わずかな異音や振動、警告灯の点灯といった“違和感”にも親身に向き合う街のクルマ屋さん。専用テスターで原因を見極め、点火・燃料・冷却・オイル漏れなど一台ごとの症状に合わせて的確に整備します。見えない内部こそ妥協せず、再発を防ぐ下地づくりまで徹底。あなたの愛車を“長く、力強く”走らせるためのエンジンメンテナンスをお任せください。
URBAN GARAGE!


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車のエンジンがかからない原因とは?


車のエンジンがかからない原因には、大きく2つあります。それは「人為的ミス」と「車の故障」です。では、車の状態と照らし合わせて詳しく解説していきます。
原因①:人のミス
車のエンジンがかからない原因には、操作ミスやガソリンの入れ忘れなど、人為的なミスが原因の可能性があります。
まず、スマートキーやキーの電池切れがないかチェックしましょう。スマートキーの電池が切れていると車がキーを認識できないため、エンジンはかかりません。
次に、シフトレバーの位置が「P(パーキング)」や「N(ニュートラル)」以外になっていないかチェックしてください。AT車の場合、シフトレバーが「P」や「N」以外の位置にあると、エンジンがかからない仕組みになっています。
上記2つに問題がなければ、ハンドルロックがかかっているかをチェックしましょう。ハンドルロックがかかっていると盗難防止機能が発動し、エンジンがかからなくなります。ロックがかかっている場合は、ハンドルを左右に軽く動かしながらエンジンをかけるとロックを解除できます。
車の機能・操作に問題がない場合は、ガソリンメーターを確認してください。気付かないうちにガス欠になっているケースがあります。最後に、ブレーキペダルを踏み忘れていないか確認しましょう。プッシュスタート式の車はブレーキペダルを踏まなければ、スタートボタンを押してもエンジンはかかりません。
原因:②車の故障
人為的な原因がなければ車に問題があるため、故障の有無をチェックする必要があります。
車のエンジンがかからない原因の多くは、バッテリー上がりやバッテリーの寿命による劣化、オルタネーターの故障といった、バッテリー関連のトラブルです。特にバッテリー上がりが大半を占めています。バッテリーはセルモーターを回すために重要な役割を持っているため、バッテリーに不具合が発生するとエンジンはかかりません。
次に多い原因は、セルモーター(スターターモーター)の故障です。セルモーターが故障するとエンジン始動時にモーターが回らなくなるため、エンジンがかからなくなります。
エンジン始動に大きく関わる、点火系部品の故障も原因の可能性があります。スパークプラグやイグニッションコイルの劣化もしくは不具合を起こすと火花を飛ばせず点火できなくなるため、エンジンがかからなくなります。
走行距離が長い車両や、新車登録から10年以上経過している場合は、エンジンが焼き付いて作動しなくなったり内部の部品が破損したりするエンジンブローも考えられます。原因として、エンジンオイル切れや冷却水不足によるオーバーヒート、圧縮不良が考えられます。



このほか、燃料ポンプの故障や燃料の劣化、ヒューズ切れ、シフトポジションセンサーの故障といった原因も考えられます。
車のエンジンがかからない+ガガガ音の原因・対処法とは?
車のエンジンがかからない症状に加えて「ガガガ」と音がする場合、どのような原因があるのでしょうか。ここでは、3つの原因と対処法を解説します。
バッテリー上がり
「ガガガ」もしくは「カチカチ」という異音がある場合、バッテリー上がりが考えられます。バッテリーの充電不足や劣化により電圧が12.6V以下になるとセルモーターが正常に動かず、異音が発生します。
- バッテリーの寿命(一般的に2〜3年)
- ヘッドライト・室内灯の消し忘れ
- 電装品の長時間使用
- 車の使用頻度が低い・長期間放置していた



特に冬は、車の使用頻度が下がるとバッテリーが上がりやすいため注意しましょう!
バッテリー上がりは、ジャンプスタートで応急措置ができます。ジャンプスタートとは、ブースターケーブルを使用し、救援車から電力をもらってエンジンをかける方法です。また、携帯型バッテリーの「ジャンプスターター」を使用し、自分でエンジンをかけることも可能です。
なお、ジャンプスタートではバッテリー補充が十分でないため、短距離走行や短時間走行でエンジンを切ると再びエンジンがかからなくなります。エンジンがかかった後は、時速50kmで1時間程度走行し、バッテリーを充電させましょう。
もし、自分での対応が難しい場合は、ロードサービスや整備工場に依頼してください。また、何度も同じ症状が出る場合は、セルモーターや電装系の故障も疑い、専門業者で点検を受けることをおすすめします。
セルモーターの故障
「ガガガ」という音がしてエンジンが始動しない症状は、セルモーターの故障も考えられます。セルモーター(スターターモーター)が故障すると歯車が噛み合わず「ガガガ」という音が聞こえます。
- 経年劣化(アイドリングストップ機能の多用は消耗を早くする)
- 寿命(一般的な寿命は走行距離10万〜15万km程度)
- 内部部品(ブラシ・ピニオンギアなど)の摩耗
- スタータースイッチの故障
- 電気系統のトラブル
- バッテリーの劣化



セルモーターの故障は、部品交換で対処できます。整備工場やディーラーで原因を突き止め、故障箇所の部品交換を依頼しましょう!
ディーラー以外で交換修理してもらう場合は、質の良いものを選ぶのが重要です。安価で質の低いものは寿命が短く交換頻度が高いため、結果的に高コストになる可能性があります。質の良いリビルド品を選べば、新品より価格を抑えつつ、一定の品質が期待できるでしょう。
ステアリングロックの故障
ステアリングロックの「ステアリングロックアクチュエーター」が故障すると、ステアリング周りで「ガガガ」と異音が聞こえることがあります。
- 製造時の部品不良による故障(リコール)
- 無理なハンドルの操作による破損



ステアリングロックアクチュエーターの故障は、アクチュエーターの交換で対処します。ただし、車の盗難防止装置のイモビライザーと連動させている場合は、部品交換後に初期設定作業も必要です。


URBAN GARAGEは、わずかな異音や振動、警告灯の点灯といった“違和感”にも親身に向き合う街のクルマ屋さん。専用テスターで原因を見極め、点火・燃料・冷却・オイル漏れなど一台ごとの症状に合わせて的確に整備します。見えない内部こそ妥協せず、再発を防ぐ下地づくりまで徹底。あなたの愛車を“長く、力強く”走らせるためのエンジンメンテナンスをお任せください。
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車メーカー特有のガガガ音のトラブルも


エンジン始動時に「ガガガ」と音がする場合、リコールがあり異音がする場合もあります。車メーカー特有のトラブルが報告されているのは、ホンダとトヨタです。(現在、すでにこの問題は解決されています)
ただし、中古車を購入した場合はリコールに出されていない可能性もあるため、本項を参考に必要に応じて点検を受けてみましょう。
ホンダのガガガ音の原因
ホンダでは、ヴェゼルを含む一部のモデルでガガガ音が発生しやすいと報告が上がっています。
原因は、VTCアクチュエーター(エンジンのバルブタイミングをコントロール)の不具合や、セルモーターの故障です。これまでに、バッテリーの電圧不足や、イグニッションシステムの不調によるセルモーターの故障が発生しています。
過去に、サービスキャンペーンやリコールを複数回実施していたようです。
トヨタのガガガ音の原因
トヨタでは、一部のモデルや特定の製造年で「ガガガ」という異音が報告されています。
原因は、スターターモーターに付属しているギアとエンジンに付属しているフライホイールの噛み合わせの不具合です。この原因・症状は、2010年製の特定モデルで見られました。
ホンダと同様、トヨタでも過去にサービスキャンペーンやリコールが複数回実施されています。
その他の異音とエンジンがかからない原因・対処法


車から発せられる異音は、「ガガガ」以外にも、「ゴゴゴ」「ガー」「ガタガタ」などさまざまあります。ここでは、さまざまな異音+エンジンがかからない状態になる原因と対処法を解説します。
ゴゴゴ音+エンジンがかからない
「ゴゴゴ」という異音に加えてエンジンがかからない状態は、エンジン内部の問題が考えられます。特に、ピストン、コネクティングロッド、クランクシャフトなどの、エンジンの回転部品です。
例えば、コネクティングロッドがベアリング摩擦を起こすようになると、エンジンの性能を低下させるだけでなく、ゴゴゴといった音が発生する場合があります。
「ゴゴゴ」という音が聞こえる場合は、速やかな修理が必要です。修理方法はオーバーホールや部品交換です。エンジンの修理は高額になりやすいため、走行距離や年式によっては新車に買い替えするほうがよい場合もあります。修理費用を見積もってもらい、修理と買い替えどちらにするか検討しましょう。
ガー音+エンジンがかからない
「ガー」という異音に加えてエンジンがかからない状態は、エンジンやエンジンに関わる電気系統の部品に問題があります。考えられるのは、イグニッションシステム、スターターモーター、イグニッションキーとスターターモーターを繋ぐ回路の不具合です。
中でも「ガー」という異音はスターターモーターの故障で多く見られます。内部にあるブラシの故障や、ソレノイドの摩擦・故障が考えられる原因です
「ガー」と音がする場合、修理のために部品交換が必要です。エンジンの故障が深刻な状態になる前に、早めに修理依頼を出しましょう。
ガタガタ音+エンジンがかからない
「ガタガタ」という異音に伴いエンジンがかからない症状は、エンジンマウントの緩みや破損、エンジン内部の故障による異常動作が考えられます。
エンジンマウントとは、走行時やエンジン始動中の振動や音を抑えるための部品です。エンジンマウントが、破損すると振動や音を吸収する機能が低下し「ガタガタ」と大きな異音が発生します。
エンジンマウントやエンジン内部の部品故障は、交換による修理が必要です。エンジン周辺は部品が多く、故障している部品を自力で見つけるのは困難であるため、プロに任せましょう。
カチン音+エンジンがかからない
「カチン」と音がしたもののエンジンがかからないのは、セルモーターの故障が考えられます。セルモーターが故障の原因である場合、エンジンスタートボタンを押すたびに「カチン」と音が鳴ります。
なお、「カチン」と音が鳴ったあとに「キュルキュル」といった異音がする場合は、セルモーターではなくバッテリー上がりが原因です。



セルモーターが故障の原因である場合は、セルモーターを新しく交換する必要があります。
カチカチ+エンジンがかからない
エンジンスタートボタンを押して「カチカチ」の異音に加えてに加えてエンジンがかからない場合、バッテリー上がりの可能性があります。先ほど伝えた「ガガガ」という異音が、車両・車種によっては「カチカチ」「カカカ」という異音に聞こえる場合もあります。
バッテリーが弱っている場合、エンジンをかける動作と同時にメーター内の警告灯がカチカチ音に合わせてチカチカ点滅するのが特徴です。また、音楽は聞こえるのにエンジンがかからない、電装系はつくのにエンジンがかからないといった場合も、バッテリー上がりと判断できます。
バッテリー上がりは、ジャンピングスターターやバッテリーの補充で基本的には解決します。ただし、バッテリーが劣化して完全に使用できない状態である場合は、新しいバッテリーに交換しなければなりません。
車のエンジンがかからない場合の連絡先・修理依頼先とは?
ここでは、車のエンジンがかからない・異音がするといった状態に陥った際の連絡先や修理依頼先をお伝えします。トラブルが入ると頭がパニックになってしまいますが、連絡先や修理先を知っておくことで落ちついて対処できるようになります。



ぜひ、連絡先と修理依頼先は把握しておきましょう。
JAF
JAFは、ロードサービスに特化したプロの業者です。会員の加入者、未加入者どちらにおいても連絡すれば、サポートを受けられます。また、365日24時間対応している点も安心です。
利用するなら、会員への入会がおすすめです。会員になると無料で受けられるサービス・保険適用外のトラブル対応・利用回数無制限といったメリットがあります。
ロードサービス
ロードサービスとは、急なトラブルに対応してもらえる自動車保険のサービスです。加入している任意保険会社に連絡をすれば、案内のもとロードサービスが利用できます。
契約内容によって対応可能なサービス内容が異なるため、注意しましょう。たとえば、自走不可能な車をレッカーしてもらった後の交通費や宿泊費用が補償されない場合があります。
ディーラー
車を購入したディーラーに連絡すれば、状況に応じたサポートを受けられます。もし、車両が新車である場合、新車保証期間内であれば無料で修理を依頼できます。
ディーラーに修理を依頼するメリットは、正規部品や技術面で安心できる点です。しかし、費用が高く修理期間が長い傾向にあります。
最寄りの自動車修理工場
近くに自動車修理工場があれば、最寄りの自動車修理工場に連絡して修理依頼できる可能性があります。なお、レッカー移動が必要の場合、別途費用がかかる場合があるため事前の確認が必要です。
自動車修理工場に修理を依頼するメリットは、費用を予算に合わせやすい点です。ただし、工場ごとや個人ごとに技術の差があるため、信頼できるところを探しましょう。


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出張修理業者
自宅やオフィスなどでエンジントラブルを起こしてしまった場合は、出張して修理・整備する専門業者に頼るのもひとつです。選ぶ際は、電話相談時に金額がわかるところが安心できるためおすすめです。
出張修理業者に依頼するメリットは、故障場所まできて修理を進めてくれる点です。ただし、出張費用を請求される可能性があるため、多めに予算を考えておく必要があります。
車のエンジンの不調・異音修理は「URBAN GARAGE」へご相談を
車のエンジンがかからない原因は、大きく「人為的なミス」と「車の故障」の2つに分けられます。人為的なミスには、スマートキーの電池切れやガソリン切れなどがあります。これらの確認を行った上で、バッテリーやセルモーター、点火系部品など車両の不具合が疑われる場合は、専門業者に相談しましょう。
加えて「ガガガ」「ゴゴゴ」「ガー」などの異音が伴う場合は、より深刻な故障の可能性があります。異音の種類と車の挙動をよく観察し、早めの点検・修理を心がけましょう。
URBAN GARAGEは、国産車・輸入車ともに各メーカーの取り扱いがあり、車・パーツ・修理・板金・車検・整備と幅広いサービスを提供しています。車種問わず、異音やエンジンの不調を感じたらURBAN GARAGEに気軽にご相談ください。URBAN GARAGEは、中央道八王子ICから降りて車で2分。ロードサービスも行っているため、お困りのことがありましたらいつでもご連絡ください。
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