【最新】2026年高く売れる車は？リセールバリューが高い国産車TOP10を徹底解説！

車選びではデザインや価格だけでなく、将来どれだけ高く売れるかという「リセールバリュー」も重要な指標です。2026年は円安や海外需要の変化により、中古車相場にも新たな動きが見られます。

そこで本記事では、リセールバリューが高い国産車TOP10をご紹介します！

1. リセールバリューとは？

リセールバリューとは、車を手放す際にどれだけの価値が残っているかを示す指標です。新車価格に対し、3年後・5年後の買取額がおおよそ何％になるかで判断され、数値が高い車ほど「売却時に損をしにくい車」といえます。

例えば、新車300万円の車が3年後に180万円で売れた場合のリセールバリューは60％です。より詳しい仕組みを知りたい方は、当サイトの解説記事も参考にしてください。

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2. リセールバリューが高い国産車TOP10!!

新車を選ぶなら、将来の売却価格も意識しておきたいところです。ここでは2026年時点の中古車相場をもとに、特にリセールバリューの高い国産車TOP10を紹介します。SUVやミニバン、アウトドア需要の強いモデルを中心におすすめの車種を厳選しました。購入前の参考にしてください。

※本ランキングは、3年落ち時点のおおよその残価率をベースに、流通量・ボディタイプごとの需要・実用性などを加味して総合的に評価しています。

第1位：トヨタ ランドクルーザーシリーズ

新車価格（平均）	約700万円
3年落ち買取平均（リセールバリュー）	約780万円（約111%）
5年落ち買取平均（リセールバリュー）	約720万円（約103%）

※新車価格はランドクルーザー300の主要グレード（GX〜ZX／ガソリン・ディーゼル）の価格帯から算出した概算値です。

ランドクルーザーは「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」という思想を受け継ぐフラッグシップSUVで、ステーションワゴンの300系に加え、ヘビーデューティモデルの70、ライトデューティモデルの250まで、用途の異なる3シリーズがそろっています。

ランドクルーザーのリセールバリューについて、300系が新車価格を上回る水準で取引されるケースが続いており、3年落ちでも新車比100％超、5年落ちでも100％前後を維持するなど、国産車トップクラスの残価率を記録しています。特にZXやGR SPORTなど上級グレード、ホワイトやブラック系の人気カラーは、高値での成約例が目立ちます。

第2位：トヨタ アルファード／ヴェルファイア

新車価格（平均）	アルファード：約700万円、ヴェルファイア：約760万円
3年落ち買取平均（リセールバリュー）	アルファード：約500万円（約70％）、ヴェルファイア：約540万円（約71％）
5年落ち買取平均（リセールバリュー）	アルファード：約430万円（約61％）、ヴェルファイア：約450万円（約59％）

トヨタのアルファードとヴェルファイアは、国産ミニバンの象徴として圧倒的なブランド力を維持し続けています。2023年登場の40系はデビュー直後から高額取引が続いており、輸出需要の高さや装備充実の上級グレードの人気が相場を下支えしているのです。

アルファードは国内ユーザーからの指名買いが多く、ヴェルファイアはZ Premierを中心に海外需要が強い傾向が見られます。ミニバン市場全体の需要拡大とモデル価値の高さが、3〜5年落ちでも安定した価格維持につながっています。

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第3位：トヨタ ハイエースバン

新車価格（平均）	約340万円
3年落ち買取平均（リセールバリュー）	約315万円（約93%）
5年落ち買取平均（リセールバリュー）	約265万円（約78%）

ハイエースバンは「積める・壊れない」ビジネスバンとしての評価に加え、レジャーベース車としての人気も高く、国内外を問わず安定した需要があります。バリエーションが豊富で、用途に応じて最適な仕様を選べる点も、中古市場で選ばれやすい理由の一つです。

リセールの傾向としては、3年落ちで約90％台前半、5年落ちでも約80％近い水準を維持するケースが多く、商用バンとしては突出した残価率となっています。特にディーゼルのスーパーGL系や特別仕様車「ダークプライム」シリーズは人気が高く、10万km超の過走行車でも高値で取引される事例が目立ちます。

第4位：スズキ ジムニー／ジムニーシエラ

新車価格（平均）	ジムニー：約205万円、ジムニーシエラ：約233万円
3年落ち買取平均（リセールバリュー）	ジムニー：約185万円（約90％）、ジムニーシエラ：約230万円（約99％）
5年落ち買取平均（リセールバリュー）	ジムニー：約165万円（約80％）、ジムニーシエラ：約220万円（約95％）

ジムニー／ジムニーシエラは、ラダーフレーム＋パートタイム4WDという本格オフローダーです。国内外で根強い人気があり、新車の長い納車待ちが中古相場を押し上げています。特に現行4代目のXC／JCといった上級グレードは、高年式・低走行車だと新車価格並みの査定が付く場合もあります。

第5位：レクサス LX

新車価格（平均）	約1,630万円
3年落ち買取平均（リセールバリュー）	約1,370万円（約84%）
5年落ち買取平均（リセールバリュー）	約830万円（約51%）

レクサスLXは、レクサスブランドの最上級フラッグシップSUVとして圧倒的な存在感を放つモデルです。ベースとなるランドクルーザー同様、耐久性・悪路走破性に優れ、海外富裕層からの需要が非常に強いため、新車価格1,600万円超という超高額帯ながらも、3年落ちで約84％という国産SUVトップクラスのリセールバリューを維持しています。

第6位：レクサス RX

新車価格（平均）	約780万円
3年落ち買取平均（リセールバリュー）	約751万円（96.5％）
5年落ち買取平均（リセールバリュー）	約505万円（64.8％）

レクサスRXは、プレミアムSUV市場を牽引してきた基幹モデルです。3年落ちでも新車価格に近い水準を維持する非常に高いリセールバリューを記録しています。現行型は2.4Lターボ（RX350）、ハイブリッド（RX350h）、PHEV（RX450h＋）、走行性能を強化したF SPORT Performance（RX500h）までパワートレインが多彩です。

先代までの豊富なグレード構成により中古車の選択肢も広く、5年落ちでも約65％を維持しており、資産価値が残るSUVを狙うユーザーに適した1台といえます。実用性と上質さのバランス、そしてレクサスブランドの信頼性を重視する層におすすめのモデルです。

第7位：トヨタ GRヤリス

新車価格（平均）	約470万円
3年落ち買取平均（リセールバリュー）	約494万円（105.1％）
5年落ち買取平均（リセールバリュー）	約293万円（62.4％）

WRC参戦を前提に「モータースポーツ用車両を市販化する」という発想から生まれたGRヤリスは、ベースのヤリスとは別物のホモロゲーションモデルです。1.6L直列3気筒ターボと電子制御4WDの「GR-FOUR」を採用しており、走りにこだわる層から圧倒的な支持を獲得しています。

GRMNサーキットパッケージ／ラリーパッケージといった超限定グレードは中古市場でプレミア化しており、3年落ち平均でも新車価格を上回る約105％という異例のリセール水準となっています。MTとATの両設定でサーキットから日常ユースまで需要の裾野が広く、モータースポーツ直系というストーリー性も相まって、今後も高値安定が期待できる1台といえるでしょう。

第8位：トヨタ カローラクロス

新車価格（平均）	約327万円
3年落ち買取平均（リセールバリュー）	約270万円（82.6％）
5年落ち買取平均（リセールバリュー）	約210万円（64.2％）

カローラシリーズ初のSUVであるカローラクロスは、バランスの取れたサイズ感が特長です。JNCAP「自動車安全性能2022ファイブスター賞」を獲得した安全性能も評価されており、ファミリーから単身ユーザーまで幅広い層に選ばれています。

第9位：スズキ スペーシアカスタム

新車価格（平均）	約200万円
3年落ち買取平均（リセールバリュー）	約156万円（78.0％）
5年落ち買取平均（リセールバリュー）	約148万円（74.0％）

スズキのスーパーハイトワゴン「スペーシアカスタム」は、N-BOXと販売台数で競い合う軽自動車トップクラスの人気モデルです。現行の3代目は2023年デビューとまだ新しく、軽自動車とは思えない室内高、後席マルチユースフラップ、両側パワースライドドア、マイルドハイブリッドなどの特長が備わっています。

リセール面では、軽スーパーハイトワゴンの中でもトップクラスの価格となっています。デュアルセンサーブレーキサポートや電動パーキングブレーキなど、最新の安全装備が搭載されており、今後も高値安定を期待できるでしょう。

第10位：ホンダ N-BOXカスタム

新車価格（平均）	約210万円
3年落ち買取平均（リセールバリュー）	約150万円（71.4％）
5年落ち買取平均（リセールバリュー）	約120万円（57.1％）

ホンダ N-BOXカスタムは、新車販売台数トップクラスの人気を誇る軽スーパーハイトワゴンです。中古車人気も高く、グレードや装備次第では160万円前後の査定が付くケースも見られます。

一方で流通量が非常に多く、装備や状態による価格差は大きいでしょう。精悍なエクステリアに加え、広い室内空間、ホンダセンシングによる高い安全性能、ターボモデルの余裕ある動力性能などの特長が備わっています。

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3. 2026年のリセールバリュー動向：前年との比較！

中古車のリセールバリューは、モデルチェンジや為替、輸出規制の動きなどを背景に、毎年トレンドが大きく変動します。ここでは、2025年から2026年にかけて見られた最新の相場変化を踏まえ、高級ミニバン・SUV・レクサス・電動車それぞれの「今年ならではの傾向」を整理して解説します。

3-1. 高級ミニバン市場の相場変動

40系アルファードは2026年時点でも高いリセールを維持しています。特にハイブリッドモデルについては、タイ・シンガポール向けの輸出需要が強まっており、残価が再上昇しています。

一方でガソリンモデルについては、マレーシアの年間輸入枠に左右される傾向にあり、年後半に相場が弱含むパターンが定着しつつあります。上級グレードは新車超え相場が続いていましたが、最近では新車価格前後での推移に落ち着いています。

3-2. SUV・オフロード車の高需要

ランドクルーザーシリーズ（300、250、70）は、2026年も依然としてトップクラスの残価をキープしています。中東・アフリカ向け輸出需要が強く、欲しくても手に入らない状況が続いています。

特に300や250は快適性と本格オフロード性能を両立したモデルとなっており、国内外で高い評価を集めています。ジムニーやジムニーシエラも生産増強で極端な納期待ちは緩和しつつあるものの、海外需要が強いために中古相場は高値の状態が続いています。

3-3. レクサスブランドの人気拡大

2026年の中古市場で象徴的なのがレクサスLBXとLM500hです。LBXはデビューからまだ日が浅いものの、コンパクトプレミアムSUVとして都市部を中心に引き合いが強く、1年や2年が経過した車両でも高残価帯で推移しています。

また、LM500hは流通が少なく、オーナーの乗り換えサイクルも長いため、中古車については見つけたら即決レベルの争奪戦が続いています。プレミアムSUVやミニバン領域でレクサスの優位性が高まっているのです。

3-4. ハイブリッド車やPHEVの需要変化

ハイブリッド車やPHEVの新車市場では中国勢を含む電動車ラッシュで価格競争が激化する一方、中古市場では依然として堅調な需要が続いています。燃費性能と環境性能のバランスに優れるHEVは、ガソリン車より高めの残価を維持しやすい傾向にあります。

都市部では、渋滞時の電動走行や規制強化への備えとして電動車を選ぶユーザーが増加しており、次の乗り手が付きやすい車＝値崩れしにくい車という傾向が、従来以上にはっきりと表れています。

4. リセールバリューを高めるためのポイント

車の価値は新車登録と同時に少しずつ下がりますが、購入時の選び方と日常の扱い方次第で、3年後・5年後の査定額は大きく変わります。特に電動車や高級ミニバンの比率が高まる2026年以降は、「どの車に乗るか」に加えて「どう乗るか」を意識するとよいでしょう。ここでは、売却を見据えた具体的なポイントを整理しておきましょう。

① 人気車種・人気カラーを選ぼう！

リセールバリューの出発点は「何を買うか」です。中古市場で常に需要が厚いのは、SUV・ミニバン・人気ブランド（トヨタ、レクサス、ホンダなど）の主力モデルです。これらは国内需要に加え、輸出需要も見込めるため、相場が崩れにくい傾向があります。

ボディカラーについては、2026年時点でもブラック・ホワイト・シルバー系の「定番色」が依然として減額されにくい傾向にあります。将来的な売却を意識するなら、流行より「売りやすさ」を優先した色選びが賢明です。

② 純正装備・人気オプションを選ぼう！

装備の内容は、同じ車種・年式でも査定額に明確な差を生みます。評価されやすいのは、自動ブレーキや全車速ACC、車線維持支援といった先進安全装備、純正ナビや全方位カメラ、ETCなどの快適・利便装備です。これらが一通り揃ったグレードは、中古でも人気が高く、高値が付きやすい傾向にあります。

一方で、社外エアロや社外マフラーなどについては「ノーマルの状態に戻すコスト」も考慮されるため、査定ではマイナス評価になりがちです。カスタムを楽しみたい場合でも、純正パーツは大切に保管しておきましょう。

③ 定期的なメンテナンスと記録の保管！

機関系のコンディションは、見た目以上に重要な査定項目です。法定点検やディーラー点検をきちんと受け、その記録を整備手帳・メンテナンスノートに残しておくことで、「適切に整備されてきた車」という証拠になるのです。記録が揃っている車は販売後のトラブルリスクが低いため、強気の査定を出しやすくなります。

押さえておきたい日頃のメンテナンスとして、エンジンオイルの定期交換、冷却水やウォッシャー液の管理などがあります。また、パワーウィンドウやシートリクライニング、ナビなどの電装系に違和感があれば早めに修理しておきましょう。後々の大きな故障や減額リスクを回避できます。

④ 外装と内装をきれいに保とう！

査定士が最初にチェックするのは印象です。新車時にボディコーティングを施工し、その後も1年前後ごとにメンテナンスコートを行っておけば、色あせや水アカ、細かな洗車キズを抑えられ、数年後のツヤ感に大きな差が出ます。結果として「外装コンディション良好」と判断され、査定額のアップを期待できるのです。

車内についても、清潔な状態を保つように意識しましょう。禁煙を徹底し、ペットを乗せる場合は専用カバーを使用し、定期的に掃除機と拭き掃除を行うことで、臭いと汚れの蓄積を防げます。シートの隙間やトランクルームもこまめに清掃し、荷物の積み下ろし時に内張りを傷つけないよう意識しておくのが重要です。

⑤ 過走行でも価値が落ちにくい車を選ぼう！

年間走行距離が多いユーザーにとっては、「距離に強い車種」を選ぶことでリセールバリューを高められます。ランドクルーザーやハイエースといった海外人気の高いモデルは、国内では10万km超で「過走行」扱いでも、輸出市場では高い評価が続くケースが多く見られます。

これらの車種は走行距離よりも耐久性やブランド力が重視されるため、20万km近い場合でも高額査定を狙えるのです。同じように一部のスポーツカーや趣味性の高いモデルでも、世界的にファンの多い車種なら「距離よりコンディション」で評価されます。

⑥ モデルチェンジのタイミングを意識しよう！

モデルチェンジはリセールバリューに直結する重要なイベントの一つです。フルモデルチェンジでデザインや装備が大きく変わった場合、旧型の相場が一段と下がる可能性があります。

人気車種ほど新型への乗り換えニーズが強く、旧型の在庫が一気に増えるため、市場価格が短期間で下落するリスクもあるのです。売却を検討している場合、「次期モデルの発表・発売時期」を事前に把握しておきましょう。

⑦ 電動車（HEV・PHEV・BEV）のバッテリー状態を確かめよう！

ハイブリッド車・PHEV・BEVのリセールを左右するポイントの一つが「バッテリー」です。バッテリーのメーカー保証が残っている車両、容量劣化が少ないバッテリーを搭載した車両については高額査定を狙えるでしょう。

購入時には、バッテリー容量保証の内容と残存期間を確認しておきましょう。定期点検時に容量測定を行い、その結果をメンテナンスノートに残しておけば、「バッテリー劣化リスクが管理されている車」として安心感を訴求できます。また、急速充電の多用はバッテリー劣化を早める要因となるため、できる限り普通充電中心で使用しましょう。

5. 購入やメンテナンスならURBAN GARAGEにお任せください！

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